山形旅行記

【詳細解説ブログ】山形県 蔵王温泉♨️深山荘 高見屋 露天風呂付き離れ「雛蔵」宿泊記

山形県、蔵王温泉、深山荘 高見屋(みやまそう たかみや)へ行ってきました。

蔵王温泉は、乳白色の強酸性硫黄泉で「本物の温泉」ともいわれる素晴らしい泉質を誇る温泉です。

深山荘高見屋は、創業なんと享保元年(1716年)とされる超老舗宿で、山形を中心に展開される名湯一門高見屋グループの発祥の旅館です。

今回はそんな高見屋の温泉露天風呂付き離れ特別室「雛蔵」に宿泊してきました。

この記事では、深山荘高見屋がどんな宿なのか、「雛蔵」のお部屋と温泉露天風呂、豪華な夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

目次

山形県 蔵王温泉 深山荘 高見屋の温泉露天風呂付離れ特別客室「雛蔵」に宿泊してきましたので、客室露天風呂、豪華夕食と朝食、館内の様子までブログでご紹介します

蔵王温泉 深山荘 高見屋 基本情報

名湯一門 高見屋グループ

名湯一門 高見屋グループは、蔵王温泉を中心に、山形県内に以下の12の温泉旅館を運営する旅館・ホテルグループです。

  • 深山荘高見屋
  • ホテルハモンドたかみや
  • タカミヤヴィレッジホテル樹林
  • たかみや瑠璃倶楽リゾート
  • ホテルルーセントタカミヤ
  • 名湯舎 創
  • タカミヤ湯の浜テラス西洋茶寮
  • 高見屋別邸 久遠
  • 湯杜 匠味庵 山川
  • 別邸 山の季
  • 櫻湯 山茱萸
  • 高見屋最上川別邸 紅

深山荘高見屋は高見屋グループ発祥の旅館となっています。

山形蔵王温泉とは

蔵王温泉は、山形県山形市南東部、蔵王連峰の西麓に位置する温泉地で、開湯がなんと西暦110年!と言われ、1900年の歴史を持つとされる非常に歴史ある温泉です。

土を掘って湧き出る温泉ではなく、自然湧出の強酸性硫黄泉で、5つの源泉群とそこから分かれる47の源泉があり、1日8,700トンと豊富な湯量を誇ります。

蔵王温泉スキー場に隣接して100件以上の旅館や共同浴場が立ち並ぶ県内有数の一大温泉街を形成しています。

蔵王温泉 深山荘 高見屋 基本情報

公式ホームページ

蔵王温泉 深山荘高見屋の公式ホームページはこちらです。

深山荘高見屋のコンセプトは「趣と名湯に寛ぐ時間」。まさに創業300年の古宿の風情と蔵王温泉の名湯に寛げる旅館となっています。

享保元年の創業以来300年、歴史が生きる蔵王温泉を見守り続けてきた老舗旅館。悠久の時を経てなおも湧き出づる自家源泉は、情緒あふれる湯舟で湯の恵みを存分に味わえます。深山に抱かれこころに染みる山風景を臨み、日常から離れた本物の癒しと安らぎのひとときを。
(深山荘 高見屋 公式ホームページより)

創業305年、内装は改装されていますが、建物自体は100年以上の歴史を誇る木造和風3階建てとなっています。

  • 客室数:全19室
  • 駐車場:完備(20台、無料。宿から駐車場は少し距離があります)
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00

蔵王温泉 深山荘 高見屋 場所

住所:〒990-2301山形県山形市蔵王温泉54
TEL :023-694-9333

【アクセス】

自家用車:東北自動車道 山形蔵王ICから車で約13KM

JR:山形駅よりバスで40分(蔵王温泉バスターミナルから送迎あり)

深山荘 高見屋 客室

客室は4棟に分かれており、部屋数は全部で19室あります。

  • 離れ雛蔵:110㎡
  • スイート棟のお部屋(次の間付、メゾネット他):51㎡
  • 一般客室:30㎡以上

※温泉付きの客室は離れ雛蔵のみとなります。

となっています。今回宿泊したのは最も広い、離れ雛蔵、蔵を丸ごと改装した、温泉露天風呂付の2階建て客室です。

蔵王温泉 深山荘 高見屋 温泉について

大浴場は2つあり、1階長寿の湯と2階せせらぎの湯となっています。源泉は全部で4つありますが、高見屋で使っているのは3つとなります。

長寿の湯は木造りで、湯治場の風情を楽しめます。源泉はpH2.0という強酸性の硫黄泉。

せせらぎの湯は石造り、源泉は長寿の湯と異なっていますが、こちらも強酸性(pH1.7)の硫黄泉です。

雛蔵の客室露天風呂もは上の2つと異なる源泉で、こちらも同様の硫黄泉です(pH1.3)。

  • [泉  質]酸性・含硫黄、硫酸塩、塩化物温泉(pH1.3-2.0)
  • [効  能]筋肉痛・関節痛・リウマチ・神経痛・打ち身・冷え性・胃腸病・疲労回復・皮膚病など

今回の宿泊プランの紹介

楽天トラベルで予約

今回は楽天トラベルから予約しました。

今回のプランは

【ラグジュアリーステイ】~離れの別邸「雛蔵」に泊まる贅沢な時間~

温泉露天風呂付き特別室【離れ・雛蔵】

というプランでした。

宿泊費は1泊2日、2食付き、家族2人(大人2人)で93,060でした(休前日)。

山形県 蔵王温泉 深山荘 高見屋 温泉露天風呂付離れ特別室 雛蔵に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

蔵王温泉の概要

まずは蔵王温泉の概要をご紹介します。

蔵王温泉は、蔵王温泉スキー場に隣接して100件以上の旅館や共同浴場が立ち並ぶ山形県内有数の一大温泉街です。

温泉街に入ると、硫黄の匂いとともに、湯気が立ち込めて、とてもいい雰囲気です^^


蔵王温泉の開湯はなんと西暦110年!1900年の歴史を持つとされる非常に歴史ある温泉です。

土を掘って湧き出る温泉ではなく、自然湧出の強酸性硫黄泉で、5つの源泉群とそこから分かれる47の源泉があり、1日8,700トンと豊富な湯量を誇ります。


蔵王温泉には、いずれも200円程度で利用できる共同浴場が上湯、下湯、川原湯の3つあり、宿に宿泊しなくても蔵王温泉を味わうことができます。


こちらはどんどんびきと呼ばれる滝のような川です。通常の川の水に温泉が混じって、特に冬は湯気が立ち込めます。源泉の豊富さがわかる光景です。


温泉街を歩いていると、至るところで源泉がプールのようになっています。


なんと足湯も源泉100%かけ流しです。

深山荘 高見屋 概要


深山荘 高見屋は創業なんと享保元年(1716年、徳川吉宗の時代です)とされる超老舗宿で、山形を中心に展開される名湯一門高見屋グループの発祥の旅館です。


現在の高見屋は5棟の建物をつないだ構造になっており、こちらの本館は約100年以上前に建築された木造和風3階建てとなっています。


エントランスもとても歴史を感じさせる重厚なものになっていますね。


エントランスです。

太い柱と梁で構成された純和風木造建築のロビーとなっています。


フロントは「帳場」となっています。


フロントの脇には売店があります。一般的なお土産屋から工芸品まで売られています。


ロビーにはクリスマスの装飾がされていました。


こちらは長寿の湯の前にある湯上がりどころです。お風呂については後ほどたっぷりとお見せします。


創業300年の高見屋の歴史を示す写真などが展示されていました。


本館から別館側へ歩いてくると、石でできた外壁のような部分がありますが、こちらは昔のたてものの外壁をそのまま残して増築した跡とのことです。


この奥は、せせらぎの湯、スイートルームなどがある離れのお部屋となっています。


ラウンジ・然。アンティーク家具と書籍が展示されています。ドリンクなどはありません。


アワードの盾などが展示されていました。


チェックインはロビーで座って行います。夕食の時間と、貸切風呂の予約をしました。

貸切風呂は、基本的に事前予約はできず(貸切風呂込のプランを除く)、チェックイン当日の申し込み順となりますので、貸切風呂を利用したい方は風呂付きプランにするか、早めのチェックインをおすすめします。

深山荘 高見屋 離れ露天風呂付き客室「雛蔵」


今回宿泊する雛蔵は、大浴場せせらぎの湯から更に奥にある離れにあります。


こちらの廊下を下に降りていきます。


鍵は2本、今目の前にある扉の鍵が赤いキーホルダーで、蔵の入口の鍵がオレンジのキーホルダーです。


雛蔵は全体で110平米ととても広くなっています。大きく平屋の建物と蔵の2つのゾーンに分かれており、入ってすぐのこちらは平屋の建物になっており、写真にある洋間と和室の応接室、キッチンカウンターがあります。


外からみるとこんな感じの平屋になっています。写真には見えませんが、奥には蔵があります。


こちらは応接室のような和室です。20帖程度のとても広いお部屋で、古いタンスや絵が飾られています。


さらにカウンター付きのキッチンのようなスペースもあります。


そしてトイレがなんと3つもあります。こちらは先程のキッチンカウンターの奥にあるトイレで、男女分かれています。

トイレ自体はウォッシュレット付きの一般的なトイレです。


そしていよいよ「蔵」の中へ入ります。実際にはほぼこちらの部屋で時間を過ごしましたので、お部屋の紹介としてはここからが本番となります。

写真に見えるように、白くて厚い2つの蔵の壁が見えています。


蔵の扉は閉めることもできますが、内側にお部屋の扉があるため、開けっ放しでいいでしょう。


蔵の壁はこんなに厚くて、しかも重いです^^


中に入るとすぐに階段があります。なんと蔵の中で2階建てになっています。


こちらが入ってすぐのお部屋です。ダイニングテーブルとソファがあり、リビング・ダイニング的な雰囲気のお部屋です。


こちらのお部屋にもウォッシュレット付きのトイレが有りました。


クローゼットには陣羽織と、浴衣、タオル、アメニティの入った巾着があります。


浴衣には高見屋のロゴが入っています。


こちらはフェイスタオル。


アメニティはおしゃれな巾着に入っていました。一般的なアメニティの他に、男性用の化粧品も入っていましたよ。


テレビは小さめでしたが、奥の和室にはもう一つ大きめのテレビがあります。


テレビの下の冷蔵庫には、ウェルカムドリンクの桃ジュースがありました。


こちらはミニバーのようなスペースです。


コーヒーはUCCのカプセル式です。このコーヒーメーカーは好みなので嬉しいですね^^


和室は畳8帖で、その奥にはベッドルームがあります。こちらはテーブルと座椅子で和風です。


お茶菓子です。どちらも売店で売られています。


お部屋でwifiが使えます。通信速度は9.7Mbpsで、やや繋がりは悪かったです。


お風呂のパンフレットがありました。

高見屋には大浴場が「長寿の湯」と「せせらぎの湯」があり、それぞれ源泉が異なるあわせて8つの湯舟があります。

また貸切風呂「吉備多賀湯」は50分2,700円となっています。

その他に、高見屋の宿泊者は「湯舎めぐり」として、蔵王温泉の高見屋グループ「ハモンド」「樹林」「ルーセントタカミヤ」「瑠璃倶楽」の温泉に無料で入ることができます。


ベッドルームです。シングル相当のローベッドが2つありました。


枕元には手書きでメッセージが。嬉しい気遣いですよね^^

「雛蔵」2階


2階へ行ってみます。階段はやや急になっています。


2階のお部屋も畳とフローリングのかなり広いお部屋となっています。

手前側にはテーブルとソファがあり、こちらのお部屋でも十分に過ごすことができます。


ベッドはローベッド仕様となっており、シングルベッドが2つです。


窓側から見た室内です。テレビ、空気清浄機と、奥側には更に洗面・お風呂、トイレがあります。


お風呂はユニットバスでした^^。

「雛蔵」露天風呂のご紹介


お風呂の前には洗面がありました。シンプルな洗面になっています。


そしてシャワールーム~露天風呂です。


シャンプー類はボトルで用意されていました。


お部屋の露天風呂です。湯舟から周囲が木造りとなっています。

お湯はこのお風呂専用の源泉でpH1.3、強酸性の硫黄泉となっています。


上に屋根はかかっていて、周囲はよしずで覆われています。開放感としては今ひとつです。


お湯はやや熱めでしたが、シャワールームから少し水を引いてうめてから入りました。

なんといってもこの乳白色で硫黄のお風呂にお部屋でいつでも入れるのは最高ですね^^。食感としてはやはり酸性が強いせいか、少しピリピリした感じがします。

深山荘高見屋 貸切風呂・大浴場のご紹介

さて、温泉宿の最大の楽しみ、湯巡りをしてみます。以下大浴場、貸切風呂はすべて許可を頂いて撮影しています。

貸切風呂 吉備多賀の湯


貸切風呂「吉備多賀湯」はせせらぎの湯の隣に入り口があります。


こちらが貸切風呂の着替えスペースです。2-3人程度での利用を想定した広さです。


貸切風呂、吉備多賀湯です。樽型の陶器の湯舟で、親子で2-3人程度は入れそうな広さです。


上の方が少し開放されていますが、屋根はあり、正面は完全に木で仕切られていて、半露天相当です。


お湯は適温に調整されていました。お湯が溢れる音が心地良いです^^

お湯はせせらぎの湯と同様の源泉で、pH1.7の強酸性硫黄泉、源泉100%かけ流しです。もちろん硫黄の匂いが立ち込めています。

大浴場 長寿の湯①

大浴場は「長寿の湯」と「せせらぎの湯」の2つあります。まずはフロント前にある長寿の湯をご紹介します。

どちらの大浴場も、若干違いがあり、チェックイン日とチェックアウト日で男女入れ替わりとなりますのでご注意ください。


長寿の湯の入り口前の湯上がりどころでは、源泉が湧いている様子を見ることができます。


長寿の湯の源泉の成分表です。酸性・含硫黄の硫酸塩・塩化物泉です。


泉温は52.8℃、pH2.0。どのお風呂も源泉100%かけ流しとなります。


まずは左側に見えるお風呂へ行ってみます。


大浴場と入っても、着替えスペースは5-6人程度の広さになっています。奥の階段を降りてお風呂に行くことができます。


こちらが長寿の湯です。湯舟から周囲、屋根まで全体が木造りとなっており、雰囲気は抜群です。
上の方はくもりガラスになっており、外の景色は見えません。


洗い場もしっかりと用意されていました。


露天風呂は一旦お風呂を出てから行く必要があります。


露天風呂は桶風呂となっています。


こちらが桶です。山形の伝統桶職人が作った桶とのことです。


露天と入っても屋根はかかっていて、周囲はよしずに囲まれているので、開放感は今ひとつです。


こちらから源泉が出ています。

大浴場 長寿の湯②


こちらが長寿の湯のもう一方のお風呂の脱衣所です。ほぼ同様の広さになっています。


お風呂です。広さも作りもほぼ同様で対称的な配置になっています。


上側もほぼ同様のくもりガラスで、外は見えません。


洗い場も同様に用意されています。


こちらから源泉が流れています。加水などはされていませんが、温度はいい感じに調整されています。

大浴場 せせらぎの湯①

もう一つの大浴場は2階にあるせせらぎの湯です。


お風呂の前にはお水が用意されていました。


せせらぎの湯は長寿の湯と源泉は異なっていますが、泉質はほぼ同様です。


こちらもチェックイン日とチェックアウト日で男女入れ替えとなります。まずは左側のお風呂をご紹介します。


せせらぎの湯の中にある看板です。


脱衣所は長寿の湯とほぼ同程度の広さです。


長寿の湯と異なり、洗い場が独立しています。こちらのお風呂にはブースが6つありました。


お風呂は石造りのお風呂で、周囲はタイル張りとなっています。


周囲はガラス張りになっており、外には川が流れているのが見えます。このへんがせせらぎの湯ということでしょうかね。


源泉はこちらから出ています。加水なしの源泉100%かけ流しです。


少し段を登ると足湯があります。お風呂の中に足湯があるのは珍しいですね^^。


さらに奥へ行くと、高見屋では唯一と言っていい本格的な露天風呂があります。


こちらが湯舟です。石造りの湯舟で、周囲は木となっています。


まさにせせらぎを聞きながら入ることができるお風呂となっています。雪景色もいいですね^^

大浴場 せせらぎの湯②


せせらぎの湯のもう一つのお風呂も脱衣所はほぼ同様です。


洗い場も同様ですが、こちらは二手に分かれて3つずつありました。


こちらがせせらぎの湯、大浴場です。全体には石造りで、もう一つのせせらぎの湯と似ていますが、湯舟の上に木が縁取られています。


こちらから源泉が出ています。他と同様、源泉100%かけ流しです。


露天風呂はもう一つのせせらぎの湯と異なっており、少し外にあります。


こちらの桶は山形の伝統桶職人によるものです。


大人2-3人程度入れそうな桶になっており、周囲は木とよしずで囲まれています。屋根もかかっているので、開放感はあまりありませんね。


こちらから源泉が出ています。こちらももちろん源泉100%かけ流しです。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
特に長寿の湯は、木造りを主体とした古めの鄙びた雰囲気がとてもいいですね。せせらぎの湯は石造りが主体で、川沿いの露天風呂があったり少し新しい感じです。どちらもお湯が良いこともあり本当に素晴らしいお風呂でした。

蔵王温泉の源泉は強酸性硫黄泉のため、貴金属類や電子機器がお湯に触れると酸化したり壊れたりする可能性がありますので、身につけている場合は外して入浴するようにしましょう。

個室会場で夕食会席

温泉旅館の楽しみの一つ、夕食です。


高見屋には夕食会場が複数あり、一般の客室の場合には大広間のような食事会場2箇所のいずれかとなりますが、今回は弥平治亭の個室でいただくことができました。


こちらが個室会場です。非常に立派で広い会場で、以前は小宴会場として利用されていたお部屋のようです。


テーブルの上にきれいに用意されていました。


こちらが師走の華の深山会席膳、メニューです。

メイン料理は米沢牛・蔵王牛のすきしゃぶ鍋。どんな鍋かは後のお楽しみ!一日4組限定のメニューとのことです。


【前菜】山と海の贈り物


【蒸物】アワビの香草蒸し 肝クリーミーソース


【吸物】土瓶蒸し(松茸、海老、鶏、銀杏、三つ葉)


【向付】ホタテ、マグロ、刺身こんにゃく、生麩


これがすごい!メインディッシュ

【名物】米沢牛・蔵王牛のすきしゃぶ

米沢牛は日本三大和牛の一つで、日本のトップブランドです。蔵王牛は地元の畜産業者で生産された牛だけのものとなります。

米沢牛は脂身の甘みが洗練された上品なお肉です。蔵王牛は脂身がさっぱりしていて、お肉と脂身のバランスがとれているそうです。


そしてこちらがすきしゃぶの鍋です。


山形の伝統工芸品「山形鋳物」で特別に作り上げた鍋となっています。


真ん中にすき焼き、周囲でしゃぶしゃぶとはめちゃくちゃ贅沢ですよね^^


【焼物】サンマ柚庵焼き


【蓋物】炊き合せ


【凌ぎ】ニシンそば


【水菓子】ラフランスのシャーベット、フルーツパイ

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
なんといってもすきしゃぶ鍋が最高でした。米沢牛と蔵王牛の食べ比べという贅沢はここでしかできないかもしれませんね^^

夜の高見屋


夜、雪が降っていましたが、外に出てみました。湯気が立ち込めていい雰囲気です。

左側にある酢川温泉神社の鳥居の灯籠がさらにいい雰囲気を醸しています。


夜の高見屋はとても絵になりますね^^


布団をかぶる前に気が付きましたが、こんな気遣いがされていました。

個室会場での朝食膳

朝食も夕食と同じ会場でした。


こちらが朝食の和食膳です。とても豪華ですね。

そして下の方に手書きの手紙と折り鶴が嬉しい気遣いです。


朝食のメニューは冊子の様になっています。


食事の時間に合わせて炊き上げてくれた土鍋ごはん。


こちらは湯豆腐とそばがき。


鍋は山形風芋煮汁。醤油ベースで牛肉、里芋が入っています。

チェックアウト


チェックアウトの時、卓上カレンダーとあめを頂きました^^

実際宿泊して良かった点、気になった点

今回、蔵王温泉 深山荘 高見屋に宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。

宿泊してよかった点

山形蔵王温泉の硫黄泉の泉質が最高!

やはりなんといっても蔵王温泉の泉質が最高でした。3つの源泉の違いはさすがにわかりませんが、いずれも強酸性、乳白色の硫黄泉ということで、どのお風呂もまさに「ホンモノの温泉」といえる素晴らしいお風呂でした。

お風呂の種類もたくさんあり、飽きさせません。お部屋の露天風呂は開放感は今ひとつでしたが、お部屋でこれだけのお風呂に入れるのは素晴らしいですね。

創業300年の伝統を感じられる素晴らしい宿泊

館内は純和風建築で、増築により多少構造は複雑でしたが、随所に歴史を感じられる、素晴らしいものでした。

食事が夕食朝食とも素晴らしかったです

食事は期待以上のものでした。特に夕食の米沢牛、蔵王牛のすきしゃぶ!これは本当に最高でした。

朝食も品数が多く、いろいろ気遣いもあり、とても満足度の高い食事でした。

気になった点

流石にお部屋が広すぎるような気が・・・

雛蔵のお部屋は、特に蔵の内部の雰囲気が素晴らしいのですが、蔵の外側のお部屋が少々広すぎて、ちょっと無駄なスペースに感じられました。

むしろ蔵だけのほうが雰囲気がいいような気もします。

山形県 蔵王温泉 深山荘 高見屋 まとめ

深山荘 高見屋 まとめ
  • 蔵王温泉の創業300年、深山荘高見屋 離れ露天風呂付き客室「雛蔵」に宿泊しました
  • なんといっても乳白色の硫黄泉を堪能できる宿泊でした
  • 蔵の中の雰囲気も素晴らしかったです
  • 食事も素晴らしく、とても満足度が高かったです

蔵王温泉らしい素晴らしい泉質と、創業300年の歴史を感じられる造り、そして豪華な食事と、大満足の宿泊でした。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、蔵王温泉 深山荘高見屋の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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