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【詳細解説ブログ】福島県 土湯温泉別邸♨里の湯 最高の貸切風呂「深碧」と離れ客室「花村」宿泊記露天風呂付

福島県、土湯温泉にある土湯温泉別邸、里の湯へ行ってきました。

里の湯は貸切で楽しめる3つのお風呂が特徴で、さらに今回は最も高級なお部屋である離れ露天風呂付客室の「花村(かそん)」に宿泊しました。

この記事では、最高級のお部屋である花村のお部屋と豪華夕食と朝食、3つの貸切風呂から館内散策までブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

目次

福島県土湯温泉別邸 里の湯 離れ露天風呂付客室「花村」に宿泊してきましたので、客室露天風呂、貸切風呂、豪華夕食と朝食、里の湯館内の様子までブログでご紹介します

土湯温泉別邸 里の湯 基本情報

土湯温泉とは

土湯温泉は、福島市郊外にある温泉街で、伝統工芸品こけし発祥の地として有名です。

荒川沿いにはる土湯温泉街では、10種類以上の泉質の温泉が楽しめるといわれています。

土湯温泉別邸 里の湯について

里の湯は、土湯温泉街から約2km奥の荒川の源流沿いにあり土湯別邸となっています。

磐梯朝日国立公園に位置する渓谷にあるため、手付かずの原生林、季節の花々を楽しむことができます。

客室は全9室(うち離れ露天風呂付き客室は2室)、3つの豪華貸切風呂が特徴のある宿となっています。

かつて両陛下(現天皇皇后)も里の湯に2泊されたそうです。

昭和59年に開業し、2020年5月にリニューアルオープンしたとのことです。

里の湯 公式ホームページ

土湯温泉別邸 里の湯の公式ホームページはこちらです。

  • 客室数:全9室
  • 駐車場:20台(無料)
  • チェックイン:14:00
  • チェックアウト:10:30

里の湯 場所

〒960-2157福島県福島市土湯温泉町悪戸尻27-2
TEL :024-595-2146

【アクセス】

  • JR福島駅よりタクシーで約25分(駅より送迎あり 要予約)
  • 東北自動車道「福島西インターチェンジ」より国道115号線で約19分

土湯別邸 里の湯 客室

客室は全9室のみで、それぞれ部屋番号ではなく、名前が付いています。すべてが源泉かけ流し温泉付きのラグジュアリー仕様になっています

自然に囲まれた宿では、木立を渡る風とせせらぎ、鳥のさえずりに包まれた、心和むくつろぎの空間になっております。客室は2間つづきの和室が5室、ベッドでお休みいただける和モダンのお部屋が3室、そして3部屋付の離れ1棟1室、あわせて9室ございます。窓からは豊かな緑を眺めることができ、各部屋についている古代檜風呂は、源泉がひかれているので、湯の恵みを存分に味わうことができます。

(里の湯 公式ホームページより)

【春陽】3部屋 スタンダードタイプのお部屋 すべて2間続き 内風呂(温泉)つき

  • 石楠花

【照葉】4部屋 セミラグジュアリータイプ すべて2間続き 内風呂(温泉)つき

  • もみじ
  • けやき

【桐然】2部屋 温泉露天風呂付ラグジュアリータイプ 露天風呂付

  • こぶし
  • 花村(かそん)・・離れ

今回宿泊したのは最もラグジュアリーな「花村」です^^

(里の湯 公式ホームページより)

土湯温泉別邸 里の湯 温泉

里の湯では、全部屋に温泉の内風呂が付いていて、今回宿泊した花村には温泉の檜内風呂と露天風呂が付いていますが、そのほかに貸切風呂が3つあり、いずれも宿泊者は無料で予約をして家族風呂として利用可能です。

お風呂についてはすべて入浴してきましたので記事内でご紹介します。

【里の湯 貸切風呂】

  • 深碧(しんぺき) 杉木立の中の階段を下った先に静かに佇む2つの露天風呂
  • 櫨染(はじぞめ) 樹齢一千年を超えた檜によるヒノキぶろ
  • 青藍(せいらん) 家族でゆっくりと利用できる古代檜風呂。半露天風呂と内風呂
  • [効能] 神経痛 冷え性 疲労回復
  • [泉質] アルカリ単純泉

土湯温泉 里の湯 その他の設備

【ラウンジスペース】

フロント前や貸切風呂の湯上りどころにラウンジスペースがあり、くつろげます

詳しくは下記の記事内でご紹介します。

今回の宿泊プランの紹介

ホテル公式サイトから予約

今回の予約はホテルの公式サイトから

源泉掛け流しの貸切温泉を楽しむ 1泊2食付きプラン

というプランを予約しました。

予約後、メールで連絡をいただき、妻の誕生日ケーキをお願いしました。また、食事は2名まではお部屋とのことでしたが、3名ではどうかと問い合わせたところ、3名でもOKとのことでした。

リクエストがあったら積極的に言ってみるといいと思います。客室数の少ないホテルは、融通がきくところが大きなメリットではないかと思います

宿泊費は1泊2日、家族3人(大人2人、子供1人)で128,000円でした

子供の料金が安かったのでありがたかったです^^

福島県 土湯温泉別邸 里の湯 離れ露天風呂付客室「花村」に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

エントランス~チェックイン

さて、里の湯ですが、宿は国道115号線から少し下ったところにあるのですが、たどり着くまでの道がなかなか大変でした


里の湯の看板が見えますが、ここからが大変です^^;


こんな感じのヘアピンカーブをいくつか曲がっていかなくてはいけません。

コンパクトカーであれば何とかなりそうですが、うちの車はミニバンでしたので、何度か切り返しつつちょっと苦労しました。


グーグルマップで見るとこんなんです^^

磐梯朝日国立公園内にあることから、自然の状態には手をつけにくいといったことを宿の方が言っていました。


奥に見えるのが今回宿泊する花村ですが、その手前にある駐車場は花村専用です。

ほかの方たちがどこに車を置いているのかはわかりませんが、坂の途中の駐車場に車が止まっていましたので、そちらに置いているのかもしれません。

花村はやはり特別なお部屋ですね^^


その後、お部屋でチェックインです。

ウェルカムフードとして、抹茶と、カスタード入りのお餅、ゴマのお菓子をいただきました。


チェックインの際、宿の方からお部屋に備え付けのipadを使用して館内の説明やお風呂の説明がありました。

3つの貸切風呂については、予約制ですが、空いていればその都度予約をいれて、何度でも利用可能です。

ウェルカムフードをいただきながらお部屋でゆっくりとチェックインできるのは高級宿ならではで、素晴らしいサービスですね。非常に丁寧な説明がありますので、早めのチェックインをオススメします

里の湯 離れ露天風呂付客室 花村 お部屋紹介


こちらが今回宿泊する花村です。

2020年5月に内装をリニューアルしたため、内部は非常に新しくなっていますが、外は少し古風な感じです。

後で紹介しますが、本館とは完全に独立した離れになっており、周囲は森林が囲んだ非常に閑静なお部屋になっています。

(里の湯 公式ホームページより)

花村の間取り図です。10畳+8畳+7.5畳の和室3部屋と、檜内風呂、石の露天風呂があります。

露天風呂付の一戸建てという雰囲気ですね^^

同時に6人まで宿泊可能となっています(ただし、3人以上の場合はお部屋ではなく、会場食となります)。


表札も立派です。


玄関を入ったところです。畳敷きで純和風のたたずまいですね。


玄関は広い造りで、靴もかなりたくさん入ります。


非常に広いお部屋で、畳の廊下も奥まで続いています。

10畳の和室リビングルーム


こちらが10畳のリビングルームとなります。

中央に掘りごたつと座椅子が置かれていて、チェックインはこちらで行いました。


床の間もあります。純和風ですね^^


広縁にはチェアとテーブルが置かれています。

周囲が森林の国立公園ですので、お部屋からはいい景色は望めませんが、あとで紹介するお部屋の露天風呂や、特に貸切の露天風呂「深碧」からは素晴らしい景色が望めます。


空気清浄機やテレビです。


お部屋にはipadが備え付けられており、wifiの説明や館内の説明などを見ることができます。

代わりに、一般的なファイル形式の館内案内パンフレットは置かれていません。

また、こちらのipadからはルームサービスなどのオーダーをすることはできません。


お部屋でwifiが利用できました。速度もまずまずです。

7.5畳の和室


7.5畳の和室です。

今回は着替え以外には利用しませんでしたが、6名まで泊れますので、人数が多い場合に布団を敷いて利用するのだと思います。


作務衣風のパジャマと、浴衣、お風呂に持っていけるバッグがきれいに置いてありました。


こちらのお部屋も周囲は崖のようなところに囲まれていますので、景色は望めません。

8畳のベッドルーム


こちらが8畳の和室ベッドルームです。

セミダブルのベッドが2つおかれています。とても寝心地のいいベッドでした^^

和室ではありますが、ベッドを用意していてくれているのはうれしいですね。足に優しい、柔らかい畳の上にベッドというのは個人的にはとても好きな組み合わせです^^


クローゼットには綿入りのハンテンがありました。

本館に行くにはいったん外に出る必要があるのですが、泊ったのが冬でしたので、これは暖かくてありがたかったです。


和室からも景観は望めませんが、奥の渡り廊下から露天風呂にアクセスできます。


左が客室の露天風呂、右がベッドルームです。

露天風呂については後で解説します。

キッチン~冷蔵庫など


冷蔵庫などはキッチンスペースにあります。


冷蔵庫内にはビール、ソフトドリンク、お茶、ミネラルウォーターなどがたくさん入っています。

これらはすべて無料です!

金額的にはそれほどではないかもしれませんが、これほどたくさんの飲料が無料というのは初めてでちょっとうれしくなりました^^

さらに冷凍庫にはサプライズが!


なんと冷凍庫には地元のアイスクリームも入っていました。

う~ん、このサービスは満足度が高い^^。ほかのホテルも見習ってほしい^^


ワゴンにはカップ&ソーサー、そしてこのカップもNoritakeとウェッジウッドのブランドです。

左側にはネスプレッソのカプセルなどが置かれています。


お茶の急須や茶わん、ポット、ネスプレッソなどもあります。

洗面ルーム~客室のお風呂


洗面ルームです。

リニューアルしたてということもあり、非常にきれいです。


シンクは2つ、中央にはダストボックスがあります。


歯ブラシやコットン、カミソリ、シャワーキャップ、 くしなどのアメニティ


こちらは檜の内風呂です。もちろん温泉が出ます。

こじんまりとしたお風呂で景色も見られませんが、浴槽から床まで木製なのでにおいもいいですし、いい雰囲気でした^^


こちらが客室についている露天風呂です。

小さ目の岩風呂で、大人1人ちょうどくらいの大きさです。

お湯は最初から満たされていて、源泉かけ流しになっています。お湯はアルカリ性単純泉で無色透明ですが、ほんのりと硫黄の匂いがするいい温泉です。

ただ、露天風呂には洗い場がありませんので、注意が必要です。


夜の客室露天風呂です。

ライト一つだけで、雰囲気がありますね^^

トイレ


トイレスペースはかなり広いです。


奥にはトイレがあります。ウォッシュレット付きの最新のトイレです。


入り口側にはお手洗いがあります。

完全な離れで、一戸建てのような非常にプライベート感のあるお部屋になっていますが、本館へ行くのに外へ出なくてはいけない点や、旅館の華やかな雰囲気にはやや欠けますので、好みが分かれるかもしれません

充実したアメニティ

里の湯のアメニティはとても充実しており、お部屋の洗面やお風呂はもちろん、貸切風呂にも以下のようなブランドのものが採用されていましたのでご紹介します。


洗面にはMARKS & WEBのハンドトリートメントとハンドソープがありました。


こちらはお風呂にあったシャンプーやトリートメントで、高級ホテルなどにも多数採用されている、タイ生まれのナチュラルスキンケアブランドTHANNです。


もちろん一般的なアメニティセットもあります


さらに、THANNの女性用スキンケアセットもありました


ドライヤーは美容院などでも採用されているレプロナイザーです。


(写真は公式ホームページより)

タオルは今治タオルOHTです。OHTとは「オレが惚れたタオル」の略だそうで、製造者がこだわって作ったタオルブランドとのことです。

確かにとても吸湿性がよくていいタオルでした^^


こちらは貸切風呂に置いてあった男性用化粧品です。

Paul Stuartブランドが採用されています。


こちらも貸切風呂においてある女性用の化粧品でのSHIGETAというブランドです。

里の湯 本館 ラウンジと3つの豪華貸切風呂のご紹介

里の湯の本館には3つの豪華な貸切風呂があり、それぞれ入館時間を予約して、全9室の客が全部の貸切風呂を最低1回は利用できるようになっています

利用時間は14:00-22:30(ないし23:00)、5:30-10:00となっています。

すべての貸切風呂は、清掃をしてから次の利用者に貸し出しますので、清潔ですし、ほかのお客と会うことがほとんどありません

今回の宿泊時は9部屋のうち7部屋が埋まっていたそうですが、宿泊中にほかのお客さんを見たのはラウンジで1-2回程度で、ほぼ誰とも会わずプライベートな時間を過ごすことが可能です。

以下、本館のラウンジとともにひとつづつご紹介します。

離れ花村から本館まで


離れ花村から本館までは100m程度離れています。

冬であれば湯冷めするかもしれませんので、お部屋にある綿入りのハンテンを着て外に出た方がいいかもしれません。


本館の入り口です。


土湯別邸 里の湯 と書いてあります。


こちらが本館のエントランスです。


受付カウンターです。

本館ラウンジ

本館に入ってすぐにラウンジがあります。

湯上りどころのような感じなのですが、ラウンジと言えるようなサービスがされています。


こちらが本館ラウンジです。

とても新しく、かなり広いスペースになっています。このときは誰にも会うことはありませんでした。


ラウンジの前にある秋田杉の組子細工です。こういうの好きなんですよね~^^


コーヒーや、お菓子が置いてあります。


ラウンジ奥には冷蔵庫がおいてあり、フリードリンクになっています。

そしてその下の冷凍庫には・・・


やっぱりアイスが置いてありました~こちらはお部屋のアイスとは違うものなので、2つアイスが楽しめます。


さらに奥にはソファで休めるスペースがあります。

それでは、いよいよ貸切風呂をご紹介します。


こちらの廊下を渡って階段を下に降りたところに3つの貸切風呂の入り口があります。

里の湯 貸切露天風呂 【深碧(しんぺき)】

まずは、里の湯の貸切風呂で最も特徴的で素晴らしい貸切風呂である深碧です。


こちらの扉から外に出てしばらく外を歩く必要がありますので、冬に深碧に行く場合にはある程度防寒をしておいた方がいいと思います。


林の中に作られたウッドデッキの通路を結構な距離歩いて降りていきます。

1-2分歩いて行くと・・・


深碧の入り口に到着します。

ここ、真ん中のトイレを挟んで左右に入り口があるので、男湯と女湯なのかと思ったら・・・(よく考えたら貸切なので男女の区別はないはずで)


片側はこのような着替えスペース、もう片側は・・・


ラウンジのような休憩スペースになっていました。


そして着替え側には、タオル保温機の中にバスタオルが置かれており、風呂上りに暖かいバスタオルでふくことができます。冬だったので大変ありがたかったです。

このサービスは素晴らしいですね^^


一方で休憩側のスペースには冷蔵庫があり、その中にはビールを含めたドリンク類がたくさん

もちろんフリードリンクです。露天風呂で飲むビールは最高!やっぱりこれは満足度高いです^^

そして、いよいよお風呂へ行ってみます。

杉木立の中の階段を下った先に静かに佇む2つの露天風呂。1つは檜と岩に縁取られた大きい露天風呂。さらに奥にはこじんまりとした八角形の湯舟があります。宿が磐梯朝日国立公園に位置する渓谷にあるため、露天風呂に浸かると、目の前には手付かずの原生林、自然そのものが広がります
(里の湯 公式ホームページより)


こちらが深碧です。

自然の中にありますが、しっかりと管理されていてとても清潔感があります。


目の前には手付かずの原生林、自然そのものが広がります。

檜で縁取られた扇形の石の露天風呂とともに、石と樹木の調和が視覚的に素晴らしい。

お湯は無色透明ですが、ほんのりと硫黄の香りがするとてもきれいなお湯。

木製の椅子のような部分があり、半身浴も可能。


入浴して上を見上げるとまさに森林浴で、神秘的な景色が広がります。視界には入ってこないものの川の流れる音も聞こえてきます。


さらに奥にはまた別のお風呂が・・・


こちらは岩を掘って、檜に縁どられた八角形の湯舟があり、すぐ脇を川が流れています。


お風呂に入ると川が間近に見えて、景色と音とともに全身にマイナスイオン?による癒しを感じることができます。

これまでに入ったことのある露天風呂のなかで最高といってもいいかも^^

磐梯朝日国立公園の原生林のなかにありながら、管理も行き届いていて、素晴らしいお風呂でした。そして、里の湯にはさらに個性的なお風呂があと2つあるのです^^

里の湯 貸切露天風呂 【櫨染(はじぞめ)】

圧巻の深碧だけでなく、里の湯にはさらに2つも貸切風呂があります。

次にご紹介するのは古代檜風呂「櫨染」

こちらのお風呂は、海抜2,500m以上の深山幽谷の地に樹齢一千年を数え、地殻変動、地震、落雷等によって生木のまま倒木、そのまま二百年近く時を経た数奇な運命を経た檜です
(里の湯 公式ホームページより)


深碧の入口より奥に進んで、突き当りまで行くと、櫨染の入り口があります。

ただし、櫨染と次に紹介する青藍は外に出る必要はありません。


櫨染の入り口の脇に、「古代檜の由来」と題された説明書きがあります。


脱衣所です。畳敷で、とても清潔なスペースです。


アメニティはお部屋やほかの貸切風呂と同様のものが用意されています。


お風呂は貸切風呂としてはかなり広く、非常に新しくきれいな印象です。


洗い場も広く、4つもあります。


こちらが湯舟です。古代檜を全面的に使用しており、非常に風格のあるお風呂で、檜のいい香りがしました。

湯舟は広くて浅く、入りやすい印象でした。一人で入ったのですが、もったいないくらいでした^^

里の湯 貸切露天風呂 【青藍(せいらん)】

最後にご紹介する貸切風呂は青藍。内風呂と露天風呂があるお風呂です。

半露天風呂と内風呂と贅沢に2種類ご用意しております。内風呂は三方がガラス張りになっており、冬には、はらはらと舞う雪の景色も楽しめます。半露天風呂は屋根を完備しておりますので、雨風の心配なく四季折々の優雅な景色や心やすらぐ自然を感じながら温泉をお楽しみいただけます。


青藍の入り口は櫨染の手前にあります。


脱衣所は最も狭くなっています。


洗面は非常におしゃれになっています。

ガラステーブルにガラスのシンク、ポールスチュワートの男性用化粧品


もう一つのシンクもガラスで、こちらは女性用化粧品のGACHI


洗い場は2つ。


シャンプーなどはお部屋と同様にTHANNが使われています。


こちらは内風呂です。

お湯は無色透明で、やはり硫黄の匂いがします。

古代檜を利用した台形のお風呂で、大きさはそれほどではありませんが、雰囲気十分です。


こちらが露天風呂です。こちらも湯舟は檜風呂になっています。

景色は森林で、川の音が聞こえます。

露天風呂はかけ流しとなっています(内風呂はろ過、加水、加温あり)

深碧はもちろんですが、ほかの2つのお風呂どちらも個性的でした。そして何と言ってもこれらの素晴らしいお風呂に貸切で入れるのには大満足でした^^

里の湯 お部屋での夕食

さて、お楽しみの夕食です。花村の宿泊者は2名までであればお部屋食となります。

今回は子供1名を含む3名でしたが、ホテルにリクエストしたところ3名でもお部屋で大丈夫とのことでした!


こちらが2月(如月)の献立です。


【食前酒】自家製梅酒

【先付】トラフグ白子豆腐 白子を裏ごしして豆腐仕立てにしたそうです


今回のワインはフランスワイン、シャブリ


お子様膳のエビフライとオムライス


お子様膳のメイン、牛ロースステーキ

お子様料理も手を抜いていませんね^^


妻の誕生日が近かったため、サプライズのバースデーケーキをお願いしておきました。スパークリングワインはサービスしてくれました。

妻もとっても喜んでいました~^^


【前菜】酒蒸しアワビと山菜(こごみ)のクルミ味噌掛け、柚子窯焼き、タケノコ木の芽焼き(ソラマメ塩ゆで)、ニシンの山椒漬け、ナマコとカブのなます(上にアンポ柿とみぞれ)

真ん中がナマコとカブのなますです。器も綺麗で凝ってますね^^

ニシンの山椒漬けは福島の郷土料理とのことです


【椀】ハマグリ真丈 ハマグリと鰹の出汁のお吸い物です


【造り】アオリイカと真鯛のお刺身


【中皿】イセエビ西京煮

メイン料理の一つ。イセエビを西京味噌と頭の出汁のスープでいただきます。

身の部分には白菜と豆乳をすったものがかかっているそうです


【箸休め】りんごのシャーベット

和食でお口直しがでてくるのは珍しいですね^^

 【凌ぎ】国産黒毛和牛

メイン料理です。国産黒毛和牛のロースト仕立て(大和煮)とアワビ料理から選べましたが、私がステーキ、妻がアワビを選択

白い器にはゆり根のフロマージュが入っていて、お肉や野菜をつけていただきます

ステーキも量も少なめで上品。絶品でした~


【凌ぎ】アワビの溶岩プレート焼き

そしてこちらもすごい!アワビが乗ってるプレートが溶岩から作られたものということで、遠赤外線効果で食材が硬くなりにくいそうです。

アワビは友味噌焼き、味噌とアワビの肝をあわせて焼いています。

こちらも絶品でした~^^


【食事】筍とシラスの炊き込みご飯と味噌汁


【強肴】タラバガニの煮凝り


【水菓子】焼きイチゴと季節の果実

夕食は量もちょうどよく、食事の味はもちろんのこと、食器の見た目も素晴らしく大満足でした^^

里の湯 お部屋での朝食


こちらが朝食です。

温泉たまご、焼きのり、御新香、明太子、ワラビのおひたし、納豆と茄子の煮びたし、焼き魚、ニシンの煮物、さらにデザートなど

まさに和食膳と言った感じでご飯が進みます^^


こちらが朝食のメインともいえる湯豆腐です。

なぜメインなのかというと・・・

お部屋でゆっくり食べられて、内容も日本の朝食らしい素晴らしいものでした。特に湯豆腐はおいしかったですよ^^

実際宿泊して良かった点、気になった点

今回、里の湯 離れ露天風呂付客室「花村」に宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。

宿泊してよかった点

とにかく貸切風呂「深碧」が最高でした!

3つの貸切風呂はどれも素晴らしかったのですが、特に「深碧」は最高でした!

これほどのお風呂に、貸切で入れるのは本当に素晴らしいと思います。

さらに、すべての客が3つのお風呂を貸し切って入れるようにしてくれているのも素晴らしいサービスですね^^

お部屋での食事が素晴らしい

本来はお部屋食は2名までだったのですが、リクエストしたところ、3名でもお部屋で出していただけることになりました。

一品一品お部屋まで運んでもらい、内容も素晴らしく、本当に満足度は高かったです。

プライベート感が素晴らしい!

全9室ということもあり、滞在中ほかのお客さんと会う機会はほとんどありませんでした。

プライベート感は小さな旅館のメリットですね^^

気になった点

離れではなくてもいいかも・・・

今回は離れの「花村」に宿泊しましたが、特に冬だったこともあり、本館の貸切風呂へ行くのに少々距離があるため、寒かったです。

露天風呂付の客室は本館内にもありますし、貸切風呂が充実しているため露天風呂付のお部屋にこだわる必要はないようにも思いました。

アクセスがちょっと大変

車で到着すると、客室へ行くまでとても複雑なジグザグ道路を通る必要があります。

国立公園ということで、手を付けることができないようですが、行く前に駐車場など確認しておいた方がいいかもしれません。

福島 土湯温泉別邸 里の湯 離れ温泉露天風呂付客室 「花村」まとめ

土湯温泉別邸里の湯 花村 まとめ
  • 今回宿泊した花村含め、里の湯は2020年にリニューアルされました
  • お部屋の露天風呂も良かったですが、特に貸切風呂の深碧は最高です!
  • 食事も朝夕ともにお部屋で素晴らしかったです

宿泊客が全員貸切風呂に入れるように努力している里の湯のスタッフは素晴らしいと思います。

深碧はいままで入った露天風呂でも最も印象深いお風呂の一つでした。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、土湯温泉別邸 里の湯 離れ露天風呂付客室 花村の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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