宮城旅行記

【詳細解説ブログ】宮城県 秋保温泉♨️界 秋保 2024年4月オープン「界」ブランド宮城県初進出!ご当地にこだわった魅力満載の宿

この記事では、宮城県 秋保温泉 星野リゾート 界秋保についてお風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。 

秋保温泉(あきうおんせん)は、宮城の鳴子温泉、福島の飯坂温泉とともに奥州三名湯の1つとして知られる名湯で、最近では、グルメなお店やワイナリー、ブルワリーなどもできて、仙台では最も熱いスポットになりつつあります。

星野リゾート界は、「王道なのに、あたらしい」をテーマに全国各地に展開する星野リゾートの小規模温泉旅館ブランドで、2024年春現在、全国で24施設あります

界秋保は、秋保温泉の老舗旅館「ホテル きよ水」を星野リゾートが全面リニューアル、2024年4月に新規オープンした宮城県初の界ブランドの温泉旅館です。

今回は、界秋保の代表的なお部屋である3名定員和室「紺碧の間」に宿泊しました。

この記事では、界秋保がどんな宿なのか、今回宿泊したお部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

宮城県 秋保温泉 星野リゾート 界秋保に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

秋保温泉 界秋保 基本情報

星野リゾートとは

星野リゾートは、雑誌やメディアでもよく取り上げられる有名な総合リゾート運営会社です。

一方で、星野リゾートといえば経営難に陥った旅館やリゾート地を再生させて、よりグレードアップすることでも知られています。

星野リゾートは、宿泊施設だけでも大きく分けて5種類あり、

  1. 星のや(ラグジュアリーホテル:竹富島、軽井沢など)
  2. (温泉旅館:日光、箱根、加賀など)
  3. リゾナーレ(リゾートホテル:八ヶ岳、熱海、トマム)
  4. そのほかの個性的な宿泊施設(青森屋、磐梯山、比叡など)
  5. OMO(カジュアル:旭川、大塚)

と分類されます。

1の「星のや」が最もラグジュアリー(値段が高い)で、5に向かうほどリーズナブル(値段が安い)になります。

今回宿泊した星野リゾート界は、「王道なのに、あたらしい」をテーマに全国各地に展開する星野リゾートの小規模温泉旅館ブランドです。


(公式ページより引用)

2024年春現在、全国で24施設あり、東北地方への進出は「界 津軽」に続き2例目、宮城県内では初進出となります。

全国各地の「界」では、「ご当地楽」などその地域の魅力を伝えるプログラムや、「ご当地部屋」など、高いホスピタリティで人気です。

秋保温泉とは

秋保温泉(あきうおんせん)は、宮城県仙台市に位置する温泉街です。

宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに奥州三名湯の1つとして知られ、また古くは「名取の御湯(みゆ)」と呼ばれた名湯です。

秋保温泉は仙台市内から至近であり、名取川の渓谷に沿って近代的な旅館が立ち並ぶことから、「仙台の奥座敷」とも称されます。

多数の高級ホテル、コンベンションセンターなどを備えることから、宿泊客数は宮城県第一位を誇ります。近年では、G7仙台科学技術大臣会合がホテル佐勘で行われました。

最近では、グルメなお店やワイナリー、ブルワリーなどもできて、仙台では最も熱いスポットになりつつあります。

秋保温泉 界秋保 基本情報

界秋保 基本情報

秋保温泉 星野リゾート 界秋保の公式ホームページはこちら

界秋保は、秋保温泉の老舗高級旅館「ホテル きよ水」を星野リゾートが全面リニューアル、2024年4月25日、新規オープンした宮城県初の界ブランドの温泉旅館です。

かつてのホテルきよ水は以下の記事で解説しています。

【詳細解説ブログ】宮城県 仙台秋保温泉 ホテルきよ水 離れ温泉露天風呂付き客室 山水庵宿泊宮城県・秋保温泉 ホテルきよ水 離れ温泉露天風呂付き客室 「山水庵」に宿泊してきましたのでご紹介します...

地上5階建て、客室は全49室、名取川の峡谷「磊々峡(らいらいきょう)」をモチーフにした、青い空間「紺碧の間」を設えた客室が中心です。

界秋保のロビーや客室には、地元仙台の仙台ガラスなどのアート作品も多数飾られており、地元の工芸品を見つけるのも宿泊の楽しみとなっています。

「界」ならではのご当地プログラムが、毎日開催されています。いずれも無料ですので、好みで参加してみるといいでしょう。

  • 温泉いろは(16:15~16:30)・・・界 秋保の湯守りが、秋保温泉の歴史とともに泉質や効果的な入浴法を説明してくれます。
  • ご当地楽 伊達な宴(16:30〜21:30の間 6-8回程度開催)・・・お酒にまつわる歴史の話に耳を傾けながら、宮城の地酒を注ぎ、乾杯します。
  • 楽器の生演奏(21:00)・・・仙台ゆかりの演奏家による毎晩開催される生演奏。
  • 健康湯治体操(7:00~7:30)・・・せせらきラウンジで、爽やかな風を感じながらゆっくりと身体を目覚めさせる体操です。

ラウンジのように利用できる場所は2ヶ所

  • せせらきラウンジ・・・旅にまつわる本やコーヒーを用意しています。時間帯によってはアルコールを含むドリンクやおつまみを提供。奥にはデッキと足湯があります。
  • 湯上がりどころ・・・離れの大浴場の手前にあるラウンジ ドリンクやアイスキャンディーがいただけます。

食事は夕食・朝食ともに食事処です。夕食の時間は17:30-、19:30-となっており、事前指定が可能です。特に17:30は早めに予約が埋まりますので、予約した方がいいでしょう

クレジットカードは利用可能です(宿泊費についてはクレジットカードによる事前決済です)。

WiFiは用意されています。また、ドコモはじめ携帯の電波は繋がります。

EVの充電施設はありません。

  • 客室数:全49室
  • 駐車場:90台(無料)
  • ホテルまでの送迎:なし
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:12:00
たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
チェックアウトの時間が12:00なので、時間までゆったりと温泉を楽しむことができるのはいいですね(温泉の営業は11:00までです)👍

界秋保 場所

住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元平倉1番地
TEL :050-3134-8092

【宿へのアクセス】

自家用車:東北自動車道 仙台南ICより約25分

【バスの場合】
JR仙台駅前より秋保・川崎仙台西部ライナー「かわさきまち行」に乗車
→界 秋保前バス停下車(約43分・860円)

【電車→バスの場合】JR愛子駅下車
→仙台市営バス「上ノ原行」に乗車→湯向バス停下車(約20分・480円)→徒歩約25分またはタクシー約5分

界秋保 客室

界秋保の客室は全49室、全室が名取川を望む渓流ビュー、「紺碧」と呼ばれる青を基調としたお部屋となっており、3名部屋中心です(1-8名)。どのお部屋も子供が宿泊可能です。ペット受け入れ可能なお部屋が1部屋あります。

【客室の内訳】(2名1室 大人1名あたり¥31,000〜)  
和室(定員2名):9室
和室(定員3名):30室
和室(定員4名):8室
特別室(定員8名):1室
愛犬ルーム(定員3名):1室

チェックイン:15:00 チェックアウト:12:00

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
チェックアウト時間が12:00なのはお部屋やお風呂をゆったり楽しめて嬉しいですね👍 

今回宿泊したのは、最もスタンダードなお部屋「紺碧」の3名部屋です。

界秋保 温泉

温泉は少し長めの廊下を通って離れにあります。内湯と露天風呂が男女別に1つずつあります。

界秋保 泉質

  • 源泉名・・秋保温泉
  • 泉質・・・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
  • pH:7.7
  • 泉温:62℃

界秋保には日帰り入浴はありません。

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

公式サイトで予約

今回は公式サイトで予約しました。星野リゾートの予約は基本的に公式サイトのみとなっており、料金は事前決済となっています

今回のプランは1泊2食付きのスタンダードプラン、宿泊費は家族3人(大人2人、子供1人)で108,111円(大人 ¥40,080×2、子供¥27,951×1、休前日)でした。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
予約が公式サイトのみで、しかも事前決済のみというのは星野リゾートのやや不便なところですね。

宮城県 秋保温泉 界秋保に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

宿の歴史と概要

今回は、宮城県 秋保温泉 星野リゾート 界秋保をご紹介します。

秋保温泉は、「仙台の奥座敷」とも称される、仙台から最も近い温泉街で、最近では、グルメなお店やワイナリー、ブルワリーなどもできて、仙台では最も熱いスポットになりつつあります。

界秋保は、星野リゾートの小規模温泉旅館ブランド「界」の全国23番目の旅館として、2024年4月に新規オープンした、秋保温泉では最も新しい温泉旅館です。

今回は界秋保のスタンダードな3名客室に宿泊しました。

この記事では、宿の概要、お部屋、大浴場と露天風呂、界秋保ならではのご当地楽(ごとうちがく)まで、最新の「界」である界秋保の魅力をフルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、ぜひじっくりとご覧ください。

名取川の渓谷沿い、秋保温泉街では最も奥側の、都会の喧騒とは切り離された、自然の中に界秋保はあります。


(ホテルきよ水公式ホームページからの引用です)

星野リゾート界秋保の前身は、平成10年(1998年)創業の高級旅館「ホテル きよ水」。

その後、全国に、温泉旅館ブランド「界」を展開する星野リゾートが全面リニューアルし、全国で23番目の「界」として、2024年4月「界秋保」をオープンしました。

「界」ブランドの東北地方への進出は「界 津軽」に続き2例目、宮城県内では初となります。

外観はホテルきよ水の面影を残しているものの、内部はフルリノベーションされており、地上5階建て、客室は全49室、全客室が名取川の渓流が見えるお部屋となっています。


秋保温泉街の旅館では最も奥に位置していますが、自家用車以外では、JR仙台駅前から出発する秋保・川崎仙台西部ライナーが便利です。「かわさきまち行」に乗れば、エントランスの目の前に到着します👍(約43分・860円)

他の界と同様に、界秋保においても、「ご当地楽」をはじめとして、宮城仙台、秋保温泉、そして伊達家の歴史にこだわった、界秋保ならではの、素晴らしいホスピタリティを体験できます。

仙台七夕をモチーフにした、素敵な色の暖簾があるエントランスから、界秋保での非日常体験は始まります。

ここからは、今回、界秋保で体験したすべてを時間に沿ってご紹介していきますので、ぜひじっくりとご覧ください。

和を感じられる、縦格子の木製の扉から館内に入ると・・


長い廊下の天井には宮城県の伝統的工芸品「松笠風鈴」が見えてきます。手作りで製作された風鈴で、早速目と耳から癒されます👍

廊下の奥にはもう一つエントランスドアが^^


フロントロビーはとても開放的 明るく、落ち着いた雰囲気で、待ち合わせなどにも使えますね♪



ロビーの中央では、仙台ガラスのこけし、小鳥、だるまさんがお出迎え


フロントは「白石和紙」をバックにしたシンプルなデザイン。この白石和紙はこの後何度も出てきますのでぜひ覚えておいてください^^


手前のソファからは外の渓谷と山の景色をみられる特等席(^^♪


上を見上げると大きな障子が素敵ですね^^


ロビーの大きな窓からは、渓谷と山の景色が広がります。自然の中にいることを実感できますね^^

では、館内をご紹介します。

館内紹介・ショップ

ロビー奥にはショップがあります。


こだわりの商品が並ぶセレクトショップのような品揃えです。


こちらは「秋保石」のブックエンド。秋保石もこの後何度も出てきますよ^^


大浴場前のお休み所にあるはだか麦茶と赤シソシロップ。


お部屋のお茶菓子 仙台市の和菓子店まめいちの「美人さんのおやつ」


トラベルライブラリー(ラウンジ)で提供されている「杜のゆべし」


仙台の陶芸家による作品です。こちらはお部屋の食器やご当地楽の際に提供されています。


ドリンクです。館内には自販機はありません。


ロビー奥には大浴場への通路がありますが、お休み所と大浴場は後ほどご紹介します。

トラベルライブラリー(せせらきラウンジ) 足湯


こちらのエレベーターで1階へ行ってみましょう。


1階にはお食事どころと、足湯・トラベルライブラリー(せせらきラウンジ)があります。


こちらがせせらきラウンジ。全ての宿泊者が、無料で利用できます👍

ちなみに「せせらき」とは、せせらぎの古語で、浅瀬に⽔が流れる⾳という意味のほか、その時々という意味もあるそうです。


奥には足湯がありましたので、まずはそちらからご紹介します。


タオルとブランケットがしっかりと用意されています。


こちらが足湯です。広いデッキの上は完全に解放されていて、開放感抜群です👍

目の前に広がる名取川の渓流と木々のマイナスイオンを体いっぱいに浴びながら、足湯に浸かることができます。


足湯もとても広い湯舟。10人以上はゆったりと浸かれそうです^^

源泉は大浴場と同じものですが、加水・循環ろ過・消毒がされています。


あらためてせせれきラウンジを見てみましょう。


書籍はお部屋に持ち帰って読むこともできます。ブックシェルフも秋保石ですね^^


中央の大きな秋保石の上には木がいけられています。


トラベルライブラリーは24時間開いていますが、ドリンクコーナーのアルコールは15:00-22:00となっています。


炭酸水


アルコールです。秋保ワイナリーのワインが人気でした^^。ビールがないのがちょっと残念😅


紅茶は3種類(スリープウェル、レモンジンジャー、ダージリン)。


ドリップコーヒー


こちらがすごい!お菓子コーナー


売店にもあった杜のゆべしと、その上には・・


季節によって変わる1個単位の「上生菓子」。これは贅沢👍


こちらも季節のドリンク「桜茶」


仙台駄菓子 黒砂糖や穀物を使った江戸時代から受け継がれる仙台の伝統菓子。綺麗な箱に入れられてまるで宝石のよう(^^♪

チョコやあられ、かりんとうなど

お部屋でチェックイン


チェックイン手続きはお部屋で行いますので、まずはお部屋まで案内をしてもらいます。

なお、宿泊費は動画の最後で公開します。


ほうじ和紅茶(売店で売られています)を用意してくださいました。


まずは書類の記入・確認です。


食事の時間、各施設の利用時間やご当地楽(ごとうちがく)の説明と予約を行いました。

ここで、界秋保の施設・イベントについて説明します。

施設

  • 大浴場・露天風呂
  • せせらきラウンジ(24時間;ドリンクは15:00-22:00)
  • 足湯
  • 湯上がり処

イベント

  • 温泉いろは 16:15(要予約)
  • 夕食 17:30、19:30(予約可能)
  • ご当地楽「伊達な宴」 16:00〜21:30(要予約)
  • 生演奏 21:00
  • 朝食 7:30〜9:00
  • 現代湯治体操 7:00(要予約)

界秋保の施設は、お風呂の他に、せせらきラウンジと足湯、大浴場前の湯上がり処が、イベントとしては夕食・朝食のほかに、温泉いろは、ご当地楽「伊達な宴」、夜の生演奏、朝の体操とたくさん用意されています。

もちろん全て無料で体験できますので、界秋保に宿泊の際には、十分に時間をとって宿泊自体を楽しむことをオススメします(^^♪

温泉いろは、伊達な宴、生演奏については、その一部を後ほどお見せしますのでぜひご覧ください^^

客室は和室中心で、全49室のうち、47室が2名から4名定員の和室、他に特別室と愛犬ルームが1部屋ずつとなっています。

和室(3名) お部屋レビュー


廊下も新しく、障子で和の雰囲気となっていますね♪

では、お部屋レビューです。


今回のお部屋は302号室 最もスタンダードな3名和室です。


こちらの

キーホルダーは、部屋番号が刻み込まれた秋保石に、仙台の七夕祭りをモチーフにしたストラップ、めちゃおしゃれです♪


そしてこちらが界秋保のお部屋のメインテーマの一つである「紺碧」。名取川の渓谷、磊々峡に伝わる「紺碧の淵」という民話から着想を得たそうです。

大きな窓から見える一枚の絵のような景色は圧巻で、季節によって表情を変える素晴らしい景色となっています。


窓側から見たお部屋です。手前には11畳程度の畳、奥は小上がりのようになっていて、ベッドが3つ配置されています。

仙台の人気和菓子店「まめいち」さんの「美人さんのおやつ」が提供されていました。


こちらには大きな一枚板のデスクがあります。


秋保に工房を構える「海馬(かいば)ガラス工房」の村山耕二さん制作による、仙台ガラスのアート作品。


「110年星野リゾート」は持ち帰り可能です^^

全体を通して、木の温もりを感じられるお部屋になっています。


ローベッドのシングルベッドが3つ。界オリジナルの「ふわくもスリープ」は寝心地抜群です👍


ベッド側の壁にある、こちらの素敵な障子も白石和紙。


ここにもこけしがいました^^


アウトレットは電源のコンセントとUSBです。


大型のテレビの下には・・


冷蔵庫があります。ビールとソフトドリンク(糀甘酒、りんごジュース)は有料です。


引き出しにはおしゃれなカップ


界オリジナルのドリップコーヒー


蒸し生姜湯です。寝る前に飲むのがオススメ^^(入浴剤ではありません笑)


下の棚にはグラスと急須


クローゼットです。


界のマークがかっこいい


こちらは部屋着。


作務衣と浴衣を合わせたような独特のデザインで、界秋保で初めて採用されたそうです。

着方を描いた図がありましたので、それに沿って着こなしてみました^^


こちらは洗面です。


界オリジナルの容器に入った素敵なボトル。溶液の色も考えられています。スキンケアセットは和漢生薬成分を配合したサロン仕様とのことです👍


そしてこちらが界名物のオリジナルアメニティ


中には歯ブラシ、クシ、コットンセットなど


そしてこちらはなんと風呂敷


湯かごなどの作り方が書かれています♪


タオルとドライヤー。


フェイスタオルにはロゴは入っていませんが、タグにはしっかりと「KAI」の文字が^^


こちらにはシャワールームがあります。バスタブはありません。


最初、開け方がわかりませんでしたが、どうやらこちら側を押して開けるようです😅


レインシャワー付きです


流石に新しく、ピカピカ。シャワールームも広いです。


シャンプー類も界オリジナル👍 とにかくカラフル♪


トイレは広めでシックな雰囲気^^ ウォッシュレット付きの最新のものです。


お部屋でWiFiが利用できます。通信速度は98Mbpsと速いです👍 また、携帯の電波はつながります。


妻と娘が早速風呂敷で湯カゴを作っていました^^

これもいい体験かも♪


作り方は「ふろしきの使い方の一例」として丁寧に図解されています。


素敵な湯カゴが完成〜(^^♪ これをもって大浴場へ行けばいっそう気分が盛り上がりますよ^^

チェックインの後はラウンジで一服


チェックインの後はせせらきラウンジへやってきました。ウェルカムフード・ドリンクをいただいて、旅の疲れを癒しましょう♪

こんなにとってしまいました^^


早速秋保ワイナリーのワインをいただきます♪


まさに川のせせらぎを聞きながら、素敵なひと時を過ごすことができるラウンジです。

温泉いろは

大浴場までのみちのり


夕方、温泉いろはの時間になりましたので、大浴場へ向かいます。ロビー奥に通路があります。


こちらのドアを開けると・・


いったん外に出ます^^


大浴場までは少し距離がありますが


途中、見事な竹林を見ることができます


大浴場と湯上がり処があるフロアに到着です。

湯上がり処


まずは湯上がり処をご紹介します。

湯上がり処は、名取川と埋もれ木の情景をイメージしてデザインされたもので、渓流をイメージした青い暖簾と


広めの空間にウッドカラー調のソファーや切り株の形のテーブルが配置されています。


湯上がりドリンクは、オリジナルブレンドのはだか麦茶と赤紫蘇ジュースの2種類


入浴前にはだか麦茶を、入浴後には赤紫蘇ジュースをそれぞれ飲むのがおススメとのことでしたよ^^


さらにアイスキャンディーもありました。火照った体にアイスは嬉しい(^^♪


秋保神社で、界秋保の風呂敷を提示すると、オリジナル御朱印を押してもらうことができるそうです^^

秋保神社は羽生結弦くんの「勝負の神」としても有名ですね^^


とても落ち着く湯上がりどころです👍 温泉いろははこちらの湯上がり処で開催されます。

温泉いろは


お待ちかね、予約していた温泉いろはの時間(16:15)です。


目の前には何やら蓋付きの桶が用意されています。何が入っているかちょっと期待♪


温泉いろは、始まりました。早速桶の蓋を開けてくださいと言われますが、何が入っているかは皆さんでお確かめください^^


全国の界では、温泉の魅力を知り、界の滞在をより楽しめるよう、「温泉いろは」が開催されています。

界秋保では湯守の方が、絵巻を使って、秋保温泉の温泉の歴史や効能、界秋保での効果的な温泉入浴法を教えてくれます。

最後には、星野リゾートが発行している「お湯印帳」がもらえます。

界ならではの素敵な取り組みで、温泉いろはに参加してから湯浴みをすれば、界での温泉入浴がさらに楽しめると思います♪

大浴場・露天風呂

大浴場をご紹介します。以下、全て界秋保様から撮影の許可をいただいています。

大浴場・露天風呂 男湯


まずは男湯です。


男湯 脱衣スペースです。部屋数が49ですので、これくらいあれば十分だと思います。


タオルは用意されています^^


洗面です。


こちらにも界ブランドの化粧品がずらり♪


髭剃り、クシなどのアメニティ


パナソニックのドライヤーです(ちなみに女湯はダイソン^^)


冷水がありました

泉質はpH7.7 ナトリウム・カルシウムー塩化物泉 泉温60.2℃


大浴場 男湯 内湯

一見して全体はとても広く、太い柱や梁がいい雰囲気です♪

内湯は湯船が2つあり、手前側が「あつ湯」、奥が「ぬる湯」となっています。


こちらが「あつ湯」です。10人くらい入れそうな広い石造りの湯舟で上に木が縁取られています。

あつ湯は源泉100%掛け流しです。


壁には小さなこけしがいました^^


ドバドバとオーバーフローしていて、源泉が豊富なのがわかりますね^^


お湯は源泉100%のためか、少し茶色く濁っています。ほぼ中性で、入りやすいお湯でした👍


奥の「ぬる湯」も岩風呂でとても広く、いい雰囲気です👍


洗い場は十分な数用意されていますね。


一つ一つ仕切りがあり、プライバシーも保たれます👍


シャンプー類はお部屋と同様、界ブランドです。


こちらに露天風呂があります。


露天風呂 男湯

周囲を岩で囲われたとても広い、雰囲気抜群のお風呂です。


周りの木々も新緑でとても綺麗。さらに、上は完全に解放されています👍


源泉がこちらからかけ流されていますが、加水されています。

大浴場・露天風呂 女湯


続いて女湯です。


女湯 脱衣スペースです。


パウダースペースは少しレイアウトが異なっています。女湯の方が数が多いですね


アメニティはほぼ同様です。


ドライヤーはダイソンでした^^


冷水です


タオルが準備されているのは嬉しいですね👍


大浴場 内湯 女湯

男湯と同様に、あつ湯とぬる湯があります。こちらはあつ湯。一見同じように見えますが、湯船の広さはこちらの方が大きいと思います。こちらもあつ湯は源泉100%掛け流しです。


こちらはぬる湯。男湯とはちがい、石の湯船ですが、こちらも広さは十分ですね。


湯船の段差や手すりなど、バリアフリーも考慮されています。


洗い場も十分にありますね


女湯も男湯と同様に仕切りがあり、プライバシーにも配慮されています👍


シャンプー類は同様です。


こちらから露天風呂へ行ってみます。


露天風呂 女湯

こちらもとても広い岩風呂で、雰囲気十分です👍


男湯と同様に、渓谷の樹木の景色が見えて、上は完全に解放されています(^^/

会場で夕食


夕食会場は1階です。会場前ではスタッフの方がいらっしゃいました


半個室の席まで案内してくれます。


こちらが今回のお部屋です。


テーブルの上にはお膳とメニューのみ^^


メニューです。


ドリンクメニューです 日本酒


ビール


スパークリングワイン、白ワイン


赤ワイン、焼酎


果実酒やソフトドリンクなど


まずは妻がスパークリングワイン 香りの広がるフルーティなワイン


私はよなよなエールで乾杯です♪  よなよなエールは軽井沢発のクラフトビールです。

綺麗は琥珀色で、地ビールらしくコクのある味わい♪


まずは子供の食事が運ばれてきました


こちらの左にある器はなんと3段になっています^^


上の段はエビフライ、焼き魚、豚肉角煮など


2段目はなんとお刺身の小鉢


そして一番下はデザートです


子供の食事も十分に豪華ですね👍

【先付け】牛テールのディップ、仙台麩、みち乃くせんべい

器の底は伊達政宗公の陣羽織をイメージしたカラフルで素敵な柄、仙台味噌と牛テールを和えたディップ、仙台麩と素焼きの煎餅が添えられています。

シーチキンのような(失礼)食感のディップと、サクサクの麩、煎餅が新鮮!

特に先付は各地の界ごとに違っていてこだわりの一品になっているようです。


【煮物椀】三彩真薯 花麩、花びら茸、木の芽

とにかく見た目が素晴らしい、春を感じさせてくれる煮物です。


お膳は、大名の食事をイメージしたもの。当時の伊達政宗公はこんな感じで食事をいただいていたのかな〜と思いを馳せます^^

お料理ごとに、お膳を変えてくれるので、常に綺麗な状態でお料理をいただけます。


【宝楽盛り】八寸、お造り、酢の物が乗っています

【お造り】本日のお刺身はマグロ、ブリ、サーモン 地元の吟醸醤油

小ぶりなお刺身はとても食べやすく、ぺろっといただけます。

【酢の物】ホッキ貝とワカメの土佐酢ジュレ


【八寸】ずんだ黄身まぶし、エビの小袖寿司、人参松風、マスの木の芽焼き、白魚真砂揚げ、蕨のお浸し胡麻酢掛け

いろどりも素敵な八寸は6品。どれも一口サイズで、個性的な創作のお料理です。


【揚げ物】甘鯛の桜花揚げ、鳥のモナカ鋳込み揚げ、野菜天ぷら

とても変わったオリジナルのお料理が続きます。モナカ鋳込み揚げとは初めて聞きました。表面がサクサクのモナカで、中には鶏肉が入っている食感の素敵な揚げ物です。

もう一つ、桜花揚げも、春らしい桜の香りがする素敵な食事です♪


こちらの素敵な器は・・


【蓋物】鯛の桜葉蒸し

こちらも春らしい一品。とろみのある餡と鯛を混ぜて、スプーンで頂いてみました。


【食事】もち麦の土鍋ご飯

こちらの釜は界秋保オリジナルで作ってもらった釜とのことで、伊達政宗のトレードマークの兜があしらわれています。とてもこだわりがありますね^^。中に入っているのは・・・

もち麦ご飯です。ご飯は宮城県の一迫産のつや姫です。


今度は金色の器がきましたよ^^

【炊き物】牛タン柔らか煮、お吸い物

締めの食事はしっかりとしたおかず付きです。牛タンもとても柔らかく煮込まれていて絶品でした^^

【甘味】ずんだと蔵王ヨーグルトの松島仕立て

ずんだと蔵王のヨーグルト、イチゴが松島の島々を表し、松島の瑞巌寺にある臥龍梅(がりゅうばい)という梅の木の伝説になぞらえて、中央に梅のソースを添えているそうです。

最後のデザートまでご当地推しが徹底されていますね^^

ご当地楽「伊達な宴」


夕食も美味しくいただき、ご当地楽「伊達な宴」の時間です。今回は19:30に予約をしていました。

フロント脇に入り口があり、時間にそちらに集合します。


こちらは伊達政宗の陣羽織をイメージした水玉模様の羽織。五色の水玉模様は、陰陽五行思想(万物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立つとの哲理を基礎とする考え)に由来するそうです。


この陣羽織を一人1着ずつ着用して、雰囲気が盛り上がります(^^♪


いよいよ界名物、ご当地楽の始まりです^^


舞台はこちらの「勝色の間」。奥の壁には、伊達政宗の軍旗をイメージしたデザインがされており、まさに当時の宴を彷彿させるようなお部屋になっています。

こちらで、歴史に耳を傾けながら宮城の地酒をたしなみ、当時の宴における礼儀作法を追体験できるのが、「伊達な宴」です。


スタッフの方が説明をしてくれて、伊達な宴、スタートです!

テーブルの上のお膳には、「お猪口」とおつまみの「しそ巻」が置かれています。


当時の宴に招かれたという設定のもと、スタッフさんが実演を交えて、伊達流のお酒の注ぎ方や乾杯などの作法を教えてくれます。

うまくスタッフの方が導いてくれるので、周囲の方々とも会話が弾みます♪


説明が終わり、お楽しみの試飲の時間です♪

こちらのお酒は宮城の地酒「 蓑かくし」ノンアルコールの甘酒もありますので、お酒が苦手な方や子供も十分に楽しめます^^

こちらもとても素敵なイベントですので、界秋保に宿泊した際にはぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

夜の生演奏


21:00 生演奏の時間です。1階のラウンジで開催されますので、まずはお菓子を頂いて・・・


笛や琴、その他演奏される楽器は日によって違うようですので、どの楽器を聴けるかはお楽しみに♪

デッキで星空の下聴いたり、足湯に浸かりながら聴いたり、ラウンジ内で聴いたり、スタイルは自由です。

こちらも本当に素敵な癒しの時間ですので、界秋保に宿泊した際にはぜひ体験されることをオススメします(^^♪

夜の景色


夜の景色です。周囲は真っ暗ですが、界秋保は手前の庭園も含め、綺麗にライトアップされています。


エントランスも素敵です♪


フロントロビーは夜本当に映えますね^^


足湯もライトアップされていました。夜遅くまで人が絶えませんでしたよ^^

朝もラウンジのコーヒーでスタート


朝もせせらきラウンジからスタートです。

アルコールやお菓子の提供は22:00で終了ですが、ラウンジ自体は24時間開いており、コーヒーなどをいただくことができます👍


美味しいコーヒーを頂いて、今日もいい1日の予感です♪

会場で朝食


お楽しみの朝食の時間です♪


同じ会場ですが、違うお部屋に案内されました


中央には綺麗な色のコンロが置かれています


朝食のメニューです。


こちらが朝食です。こちらも宮城の食材中心で、スタッフの方がしっかりと説明をしてくれます。


本日の焼き魚はシャケの塩焼き。


地元太田とうふ店の吟醸豆腐


お豆腐は、塩釜の藻塩、オリーブオイル、大名醤油、カツオブシ、ネギで味変をしながら楽しめます👍


こちらも地元の名物「三角揚げ」 焼いた油揚げが絶品です


コンロに載っていますので、焼き加減はお好みでいただけます(^^♪


デザートは梅ゼリー 梅味のゼリーの上に洋梨が載っています。


お皿の小料理もご飯が進みます^^


鶏つくね 銀餡


朝食のメイン「芋の子汁」 伊達政宗の好物だった汁物を再現したそうです。味噌味で里芋が入っていて、仙台風芋煮のようなとても食べやすい汁でした。

チェックアウト

フロントでチェックアウトです。

今回の宿泊費は、家族3人(大人2人、子供1人)で108,111円(大人 ¥40,080×2、子供¥27,951×1、休前日)でした。

星野リゾート 界秋保 いかがでしたか

ご当地へのこだわり、 界ならではの素晴らしいホスピタリティで、滞在を目一杯楽しめる宿泊でした

これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

宮城県 秋保温泉 星野リゾート 界秋保 まとめ

界秋保 まとめ
  • 秋保温泉に2024年4月、新規オープンした星野リゾート 界秋保に宿泊しました
  • お部屋はスタンダードな3名和室、紺碧の間がとても素敵です
  • 界ならではのご当地楽をはじめとした充実のホスピタリティを満喫できました
  • 食事も半個室で地元にこだわった素晴らしい食事で、大満足でした^^

ご当地へのこだわり、 界ならではの素晴らしいホスピタリティを体験できました。宿泊の際はぜひ早めにチェックインして、滞在を目一杯楽しむことをオススメします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、秋保温泉 界秋保の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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