岩手県 大沢温泉 山水閣へ行ってきました。
大沢の湯は、およそ1200年前の開湯とされ、征夷大将軍 坂上田村麻呂が負傷の際に、大沢の湯に入浴して傷が癒えたという伝説があります。
大沢温泉は、大沢の湯を源泉とする一軒宿で、200年以上の歴史を有する岩手南部藩ゆかりの湯治宿です。
今回は大沢温泉の近代和風旅館に相当する、山水閣に宿泊してきました。
この記事では、大沢温泉・山水閣がどんな宿なのか、湯治部の概要、山水閣のお部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
200年以上の歴史を守る湯治宿の旅館部門に宿泊!【岩手県 大沢温泉♨️山水閣】
岩手県 大沢温泉・山水閣に宿泊してきましたので、客室、お風呂、夕食と朝食、館内の様子までブログでご紹介します
大沢温泉 基本情報
大沢温泉とは
大沢温泉の開湯は、およそ1,200年前の平安時代、征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の際、蝦夷軍の 毒矢に負傷しましたが、大沢の湯に入浴してほどなく傷が癒えたという伝説があります。
江戸時代には、南部藩主第40代の利剛公は慶応3(1867)年に大沢温泉に湯治した折、家臣と共に和歌を詠み、 その風光の素晴らしさを愛でたそうです。
特に宮沢賢治が好んで大沢温泉を訪れていたのは有名で、まさに「宮沢賢治が愛した温泉宿」ということになります。
高村光太郎や相田みつをなどの著名人も大沢温泉を訪れており、特に相田みつをは入り口にある「ゆ」の書を残しています。
大沢温泉 基本情報
大沢温泉 山水閣 基本情報
大沢温泉の公式ホームページはこちら。
![](https://www.travelcamper.work/wp-content/uploads/2023/02/vlcsnap-2023-02-06-10h52m59s540-1.png)
1200年前に発見されたと伝えられる大沢温泉
近代和風旅館の 山水閣
160年前の茅葺の別館 菊水館
200年以上前の建物の 湯治屋
趣の異なる3棟でお過ごしいただけます
6か所の温泉・露天風呂で湯巡りを楽しめます
(大沢温泉 公式ホームページより)
大沢温泉は、昔ながらの湯治宿の風情を残す湯治屋と、菊水館、山水閣からなります(菊水館は2018年からギャラリーのみとなっています)。
湯治屋が宿として営業を始めたのは寛政年間(1789~1801年)頃といわれています。もともとは築200年を超える建物で、以前は自炊部と呼ばれていましたが、2015年のリニューアルに伴って「湯治屋」に改称されています。
湯治屋は素泊まりが基本で一人当たり2300円台~と非常にリーズナブルに宿泊可能です。そこに寝具やアメニティなどを有料でつけていくスタイル。長期の連泊も考えられたまさにむかしながらの湯治宿となっています。
山水閣は旅館部に相当する新館で、2食付きの高級旅館となっています。「山水の湯」および家族風呂は山水閣の宿泊者専用となっています。(豊沢の湯、大沢の湯、かわべの湯、薬師の湯はどちらの宿泊者も利用可能です)
- 客室数:全106室(湯治屋:56室、山水閣:50室)
- 駐車場:100台 無料(予約不要)
- チェックイン:15:00(アーリーチェックインあり)
- チェックアウト:10:30(湯治屋は10:00)
大沢温泉 山水閣 場所
住所:〒025-0244岩手県花巻市湯口字大沢181
TEL :0198-25-2021
【宿へのアクセス】
自家用車:東北自動車道「花巻南IC」より車で15分
JR:東北本線 花巻駅から路線バス(新鉛温泉行)で30分、大沢温泉下車徒歩1分
山水閣 客室
山水閣は湯治屋とは離れた新しい別棟になっており、お部屋は全50室あります。
本館と新館があり、それぞれ渓流側と駐車場側があります。客室からの景色を期待するなら渓流側を予約しましょう。
今回宿泊するのは【新館和室2間トイレ付 渓流側】のお部屋です。
大沢温泉 温泉について
何と言っても湯治宿、大沢温泉は豊富な温泉が自慢です。
山水閣宿泊者が入浴可能なお風呂は6つ
- 大沢の湯 混浴露天風呂(20:00-21:00は女性専用)5:00-24:00
- かわべの湯 女性専用 6:00-24:00
- 薬師の湯 男女別内風呂 24時間
- 豊沢の湯 男女別内風呂(冬季以外は半露天風呂)24時間
- 山水の湯 山水閣宿泊者専用 内湯と露天風呂 24時間
- 貸切家族風呂 山水閣宿泊者専用 24:00-6:00は利用不可 空いていれば利用できます。
泉質:アルカリ単純泉
泉温:51.3℃
大沢温泉は日帰り温泉も長めの営業時間(7:00-21:00)で入りやすくなっています。近くに行った際は是非立ち寄りたいですね^^
今回の宿泊プランの紹介
楽天トラベルで予約
今回は楽天トラベルで予約しました。
宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で50,875円 (大人20,350円×2、小学生10,175円×1)
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岩手県 大沢温泉 山水閣に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
ホテルの概要
今回は、岩手県、花巻南温泉峡の一つ、大沢温泉、山水閣をご紹介します。
大沢の湯の開湯は、なんとおよそ1,200年前の平安時代、征夷大将軍の坂上田村麻呂が入浴して傷を癒したという伝説があります。
大沢温泉は、200年以上の歴史を有する岩手南部藩ゆかりの湯治宿で、宮沢賢治や高村光太郎が愛した宿とされています。
今回は大沢温泉の湯治棟ではなく、近代和風旅館に相当する、山水閣に宿泊してきました。
この記事では、老舗宿大沢温泉を含めた山水閣の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
見どころたっぷりの記事となっていますので、ぜひじっくりとご覧ください。
大沢温泉に到着しました。
大沢温泉は、古くからの湯治屋と山水閣から構成されます。
大沢温泉の客室は湯治屋:56、山水閣:50の全106室。
以前は「自炊部」と呼ばれた湯治屋の創業は江戸時代の寛政年間(1789~1801年)。建物は築200年を超えますが、一部2015年にリニューアルされています。
湯治屋は素泊まりが基本で、一泊2300円台からと非常にリーズナブルな料金となっており、そこに寝具やアメニティなどを有料でつけていく昔ながらのスタイルが残されています。
山水閣は大沢温泉の旅館部に相当する新館で、客室は全50室、2食付きの高級旅館となっています。
山水閣の宿泊者は、湯治屋を含めた大沢温泉のすべてのお風呂を湯めぐりすることができますが、お風呂を含めた湯治屋の様子については後ほどご紹介します。
湯治屋とはことなるシティホテル風のエントランスです。
入り口を入ると、相田みつをさんの「ゆ」の書がお出迎え。
広く開放的なフロントロビーです。
ロビーラウンジもとても広くなっており、高級感のあるテーブルやソファがたくさんあります。
2月だったので、お雛様が飾られていました。
ラウンジの大きな窓からは豊沢川が一望できます。
奥行きもありとても広いですね^^
フロントの向かいには売店があります。
大沢温泉の入浴剤です。
お土産のお菓子もあります。
ドリンク類も豊富です。
館内には至る所に相田みつをさんの書が飾られています。
ラウンジではコーヒーを無料でいただけます。
チェックイン
フロントでチェックインです。
今回のプランは【新館渓流側和室の夕食 お部屋食、朝食バイキングプラン】です。
チェックインは15:00、チェックアウトは10:30となっています。
宿泊費は最後に公開します。
山水閣 301「かえで」お部屋レビュー
今回のお部屋は、301号室「かえで」新館川側和室です。
木製のキーホルダーでした。
玄関は畳敷で、襖の扉があり、和室の雰囲気です。右には洗面・トイレがあり、奥がリビング、左は小部屋となっています。
洗面です。シンク1つのシンプルな洗面になっています。
アメニティは、髭剃り、歯ブラシ、クシなど。ドライヤーと泡石鹸もあります。
トイレはウォシュレット付きです。
新館和室は二間続きとなっており、こちらが小さい方のお部屋です。
4畳半の和室で、テーブルと小さな床の間のようなスペースもあります。
定員6名ですので、人数が多い場合にはこちらに布団を敷くこともできるのだと思います。
こちらがリビングです。12.5畳の和室+広縁となっています。新館だけあり、見た目も比較的新しいです。
渓流側ですので、なんといっても豊沢川が目の前の景色が素晴らしいです。冬なので、緑は見えませんが、雪景色も悪くありません。
窓側から見るとこんな感じです。純和風のお部屋です。
こちらには立派な床の間があります。
テレビは小さめ、下にはセーフティボックスがあります。
巾着には「ゆ」の文字がプリントされています。
フェイスタオルにも「ゆ」が。
こちらは子供用のアメニティです。パンダの絵柄はメモ帳です。
浴衣にも「山水閣」と書かれていて、湯治屋のお客さんとの区別がつくようになっています。
こちらは羽織です。
お部屋の中央にはテーブルと座椅子があります。
お茶菓子は「拝啓賢治先生」というお菓子です。
もう一つは「青なんばん 味噌っこきゅうり」です。
こちらはクローゼット
広縁にはテーブルとチェア、姿見があります。広縁に座って川をみてくつろぐこともできますね^^
冷蔵庫にはなにも入っていませんでした。
大沢温泉について解説
大沢温泉は、200年以上の歴史を持つ湯治屋と山水閣に分かれています。
菊水館は2018年から旅館としては利用されておらず、「昔ギャラリー茅(ちがや)」となっています。冬季は閉鎖中とのことでした。
大沢温泉の特徴はお風呂がたくさん(大沢の湯、かわべの湯、薬師の湯、豊沢の湯、山水の湯、貸切風呂)あり、館内で湯めぐりができる点です。山水の湯と貸切風呂は山水閣の宿泊者専用となっています。お風呂については下の方で解説をします。
そして山水閣は大沢温泉の旅館部門で、全50室、素泊まりはなく、1泊2食付きのお部屋となります。
今回は「かえで」のお部屋でしたが、実は妻は高村光太郎にちなんだお部屋である「ぼたん」を希望していたのを私が予約ミスしてしまった経緯があります。
大沢温泉の散策とお風呂の紹介
さて、それでは、大沢温泉の散策をしながら、お風呂をご紹介していきます。まずは山水閣側の山水の湯と家族風呂です。こちらのお風呂は山水閣の宿泊者専用となっています。
大浴場は山水閣の2階にあります。廊下はピカピカで和風のいい雰囲気です^^
途中にはこんな素敵な湯上がりどころもありますよ^^
こちらが大浴場、山水の湯です。
山水の湯 男湯
まずは男湯からご紹介します。
こちらが男湯の脱衣スペースです。部屋数が50ありますので、広さも十分ありますね。
こちらはトイレです。
洗面も十分な広さです。
髭剃りやクシなどのアメニティが揃っていますね。
温泉の成分表です。源泉は大沢の湯、pH9.0のアルカリ性単純泉、泉温は51度となっています。
加水、加温、循環濾過なしの源泉100%かけ流しになっています。
山水の湯 男湯 内湯です。
大型の湯舟で、下が石でできており、上には木が縁取られていて高級感がありますね^^
バリアフリーの手すりも設置されています。
洗い場も十分に用意されています。
真ん中には掛け湯用のお湯がありました。
こちらが露天風呂です。全体が石でできた雰囲気のいいお風呂です。
屋根がかかっていますが、周囲はある程度開放感があります。曇りガラスの柵が目隠しになっていますね。
山水の湯 女湯
続いて女湯をご紹介します。
脱衣スペースです。ほぼ同様に十分な広さがありますね。ベビーベッドもありました。
洗面もとても広いですね^^
山水の湯 女湯 内湯です。洗い場含め、レイアウトも男湯とほぼ同様です。
お風呂も同様に十分な広さです。
露天風呂もほぼ同様ですね。
家族風呂
山水閣には家族風呂があり、予約不要で空いていれば入ることができます。
家族風呂は3つあり、それぞれ少しずつ異なっています。まずは一番左の黄色いのれんのお風呂をご紹介します。
家族風呂ですので、脱衣スペースは2-3人用です。
家族風呂です。
湯舟は全体が石でできていて、いい雰囲気になっています。広さも十分ありますね。
窓からは豊沢川が見えています。窓は開けることができて、半露天のようになります。
洗い場もしっかりと用意されています。
シャンプー類はKOSEでした。
続いて中央の家族風呂です。
脱衣スペースの広さはほぼ同様です。
主に女性用のアメニティが用意されています。ドライヤーもありますね。
貸切の家族風呂です。
お風呂の広さはほぼ同様ですが、こちらは木が縁取られています。
豊沢川が同様に見えています。
壁は全面が板張りになっていて、これもいい雰囲気を出しています。
こちらも洗い場が同様に用意されています。
もう一つの家族風呂です。
脱衣スペースはほぼ同様です。
洗面はそれぞれ形や素材が違っていますね。
もう一つの家族風呂です。左側に台のような板があるのが特徴です。
湯舟は上のお風呂と同様に、上に木が縁取られています。
豊沢川が同様に見えています。左側の台は座るためのものかもしれませんね。
洗い場も同様です。こちらは壁が石造りになっていますね。
豊沢の湯
さあここからは湯治屋側のお風呂をご紹介します。この先のお風呂は山水閣と湯治屋の宿泊者、そして日帰りのお客さんも入ることができます。
山水閣の廊下を湯治屋側に進みます。
突き当たりからは湯治屋の建物が見えます。
こちらの扉を開けると・・・
すぐに階段になっています。
下で左右に分かれていますが、右に進むと豊沢の湯があります。
さらに階段を下に降ります。
こちらの扉を開けると・・
豊沢の湯と、さらに奥には展示コーナーがあります。
この奥が展示コーナーになっています。こちらは山水閣の宿泊者専用となっています。
写真や書、陶器など様々な展示がされていますが、注目は・・
高村光太郎関連の写真や書
こちらは幼少期の宮沢賢治の写真。毎年夏に大沢温泉で仏教講習会が開かれていて、賢治はそれに参加していたそうです。
昔の大沢温泉の絵も飾られていました。
お風呂の前には自販機コーナーがありました。
こちらが豊沢の湯の入り口です。
(公式ページより許可をいただいて引用:以下同様)
豊沢の湯は、豊沢川の豪快な流れを楽しめるお風呂で、特に川側が石と岩で装飾されて非常にいい雰囲気になっています。
お風呂は10人以上入れそうなかなり大型の湯舟で、洗い場もしっかり用意されています。
冬以外は、写真のように窓が開放されていて、ほぼ露天風呂のようなお風呂を楽しむことができます。
冬は窓が閉められていて、写真のようになっていますが、宿泊時は湯煙がものすごく、ほとんど前が見えないくらいでした^^。
湯治部散策
続いて、湯治屋側を散策してみます。
豊沢の湯と反対の左の扉から進みます。
入るとすぐに、マッサージコーナーとランドリーがあります。
大沢温泉はJR東日本の地・温泉(THE ONSEN)の会員の宿です。ビュートラベルから予約をするとポイントや特典があります。
そしてここから湯治屋です。雰囲気がガラリと変わって、タイムスリップしたかのような雰囲気をお楽しみください^^
こちらは正面の帳場。フロントに当たりますが、昔ながらの景色を残しています。
帳場の隣には待合室がありました。こちらは主に日帰りのお客さんが利用されているようでした。
待合室も昔ながらの装飾で、お雛様が飾られていました。
こちらにも宮沢賢治の写真などがありました。
待合室の反対側には売店がありました。
素泊まりの方もいますので、売店は食品や飲み物などかなり充実しています。
お土産のお菓子もありましたよ。
地酒を中心にお酒も豊富です。
こちらは大沢温泉のオリジナルグッズです。
駄菓子もありましたよ^^。
外に温泉神社がありましたので、少し行ってみました。
こちらは金精神様。
そしてこちらが温泉神社です。
薬師の湯、かわべの湯
さあ、さらに奥へ行ってみましょう。
ここからの道が入り組んでいて、昔ながらの湯治棟となります。
ここを左へ行くと、「大沢の湯」がありますが・・
まずは右へ進んで「薬師の湯」と「かわべの湯」へ行ってみます。
階段を下へ降ります。
こちらが薬師の湯とかわべの湯がある棟です。
薬師の湯は男湯と女湯がありますが、男湯をお見せします。
扉を開けるとさらに階段が・・もはや自分がどこにいるのかわかりません^^
こちらが薬師の湯の脱衣スペースです。比較的狭目になっています。
全体がレトロな雰囲気のお風呂となります。下にはマーブル色のタイルが張られていて、湯船も独特の形のプールのような見た目になっています。
壁には岩のような装飾が施されています。
薬師の湯の前には自販機がありました。
薬師の湯の奥にはかわべの湯があります。
かわべの湯の脱衣スペースです。
かわべの湯は、女性専用の露天風呂となっています。雰囲気としては豊沢の湯と似ています。
屋根はかかっていますが、開放感は十分で、豊沢川の流れがよく見えます。大沢の湯(混浴)には入りにくいという女性の方にはいいお風呂ではないでしょうか。
大沢の湯
最後に大沢温泉の最も端にあり、名物のお風呂、大沢の湯をご紹介します。
先ほど分岐した通路を左に入ります。
レトロな雰囲気が素晴らしいですね^^
途中、こちらも名物のお食事処「やはぎ」の横を通ります。やはぎについては、夕食後に立ち寄りましたので後ほどご紹介します。
隣にお部屋を見ながら廊下をさらに進みます^^
ここを右に行くと、昔ギャラリー「菊水館」があります。
この奥に混浴露天風呂、大沢の湯があります。20時から21時は女性専用の時間となっています。
こちらが大沢の湯の入り口です。
さらに階段を降りていきます。
こちらが大沢の湯です。石と岩でできた、20人くらい入れそうなとても大きな湯舟になっています。
季節によって変化する豊沢川の流れを堪能できる素晴らしいお風呂になっています。
女性の方も、20-21時を狙って行ってみるのもいいかもしれません。
日帰り入浴も可能です。時間も朝7:00 〜夜9:00ま でとかなり長時間入浴できます。
館内を散策
妻と館内を散策してみました。階段を登ってみます。
客室棟は周り廊下のようになっていて、お部屋は廊下に周囲を囲まれています。お部屋の声は廊下に筒抜けです^^
ところどころで炊事場があり、食器などが置かれています。
こちらは炊事場です。年代を感じますが、とても綺麗に使われているのがわかりますね^^
10円を入れて使う、こんな年代物のガスコンロもありました。炊事場の食器は、ガス以外は全て無料で借りることができます。
窓からは至る所で豊沢川の景色が見えます。
空いていたお部屋を見せてもらいました。真ん中にこたつが配置された古き良き日本の和室の雰囲気です。
![](https://www.travelcamper.work/wp-content/uploads/2023/04/81b22598d254c57e4c9cca9c781d2f84.png)
湯治棟では、寝具やアメニティは有料で借りるシステムとなっています。
レトロな雰囲気が好きな方にはたまらない廊下ですね^^
複数の棟が廊下や階段で連結されています。
こちらは正面入り口の上の部分。
階段が螺旋状になって入り組んでいます^^
こちらは襖で仕切られたお部屋で、先ほどとは雰囲気が異なっていますね。年代によって様々なお部屋があるのも大沢温泉の魅力だと思います。
そして端までくると、菊水館が見えてきます。
![たびくる(ブログ管理人)](https://www.travelcamper.work/wp-content/uploads/2021/09/youngman_31-300x300.png)
お楽しみの夕食
お楽しみの夕食の時間です。今回はお部屋食プランでしたので、お部屋で座っていただきました。こちらが最初に用意されていたお膳です。
子供のお膳です。味噌焼きのお魚、エビフライ、串カツ、唐揚げ、デザート、グラタン、茶碗蒸し、焼き鶏肉、お刺身、味噌汁など。
こちらは大人のお膳です。とても豪華ですね^^
冬のお品書き「冬芽和む」です。
メインは岩手牛味噌すき焼きでしょうか。
ドリンクメニューです。地元のワインや
地元の日本酒、大吟醸「山水閣」など
地ビールや焼酎、ハイボール
日本酒の飲み比べセットなど
生ビールもありました。
今回はまずは地ビールをチョイス。
ワインはこちらの「いわて日本ワイン」としました。
【前菜】右から菜の花とアワビの柔らか煮、煮豆小升盛り、鶏つくね田楽刺し、雪囲いの中には、蕗の玄米揚げ、舞茸おこわ錦糸卵巻き。
左にある雪ん子の帽子は冬のメニューならではですね^^。
【酢の物】三陸産めかぶ
【珍味】漬けマグロの山葵とろろ。こちらはご飯が欲しくなりますね^^
妻はご飯にかけて丼のようにして食べていました^^
【吸い物】焼き甘鯛薄葛仕立て 香りもよく、薄味のさっぱりした味わい。下の素麺もツルツルで美味しかったです。
【温物】岩手牛味噌すき焼き 手前の温泉卵と一緒にいただきます。
味噌味が濃厚で、とろとろの温泉卵との相性抜群でした^^
【お造り】海の幸2点盛り ヒラメ、白ボタンエビ
【小鉢替わり】豆乳蒸し。茶碗蒸しですが、餡かけがかかっていて、上にはウニと百合根がいい風味を出しています。中にはゴロゴロの筍が入っていてかなり食べ応えがありました。妻の好きな銀杏は入っていませんでした^^
【焼物】焼き寒ダラ醤油掛け、白子
【蒸し物】花巻産白金豚(プラチナポーク)の塩豚。コチュジャンだれ
豚肉はとても柔らかくて最高でした〜^^
【止め椀】早採りワカメ【食事】花巻産ひとめぼれ【香の物】2点盛り
【水菓子】求肥(いちごムース、抹茶ミルク)、日向夏アイス
食事の際に余ったご飯はおにぎりにしてくれましたよ。嬉しい配慮ですよね^^。
お食事処 やはぎ
夕食の後しばらくしてから、お食事処「やはぎ」へ行ってみました。夜は21:00まで営業しています。
定食や単品料理中心に、メニューは豊富です。料金もリーズナブルです。
本当はひっつみ汁を頂きたかったのですが、すでに売り切れだったため、今回は「イカゲソピリ辛揚げ」を注文しました。
今回は瓶ビールで乾杯。
店内はやはりレトロな雰囲気です^^。
イカゲソが来ました。熱々で、カリッカリに焼き上げられていてめちゃウマでしたよ^^。
夜の景色
食事の後に、布団を敷きに来ていただきました。敷布団は少し薄めでした^^
夜の景色です。湯治屋もライトアップされていていい雰囲気でした^^。
朝食はバイキング
朝食はビュッフェバイキングでした。
会場はこちらの松風。
とても広い会場で、テーブル席になっています。
川側の見晴らしのいいテーブルを確保しました^^
食材も豊富に用意されていました。以下ご紹介していきます。
鶏の照り焼き
ほうれん草エビ餃子 餃子から尻尾が出ています^^
煮しめ
焼き魚はカレイとシャケ
ごろごろ野菜とハンバーグのカレー風味
サラダバーです。
明太子サラダ
イカのお刺身。
玉子焼き
温泉の定番、温泉玉子
漬物もうまそうです(からし舞茸、みずキャラ煮、数の子山葵)
きんぴらごぼう
なめこや筋子、おろしなど朝食らしいメニューです。
ソーセージ、ベーコンと目玉焼き。
しらすとおろし
岩手の郷土料理、ひっつみ汁
海鮮サラダ
豆腐
うどん
野菜の漬物
味噌汁のコーナー
納豆と味付け海苔です
ご飯は岩手県産のひとめぼれ。おかゆもありました。
ご飯のお供、うめくらげ、きのこ海苔。
食パン、チョコマーブル、白いもっちりパン、ミニクロワッサン
フルーツコーナー
杏仁豆腐
ヨーグルト
コーンスープ
ドリンクコーナーです。
シリアルもありました。
コーヒーサーバーです。
![たびくる(ブログ管理人)](https://www.travelcamper.work/wp-content/uploads/2021/09/youngman_31-300x300.png)
チェックアウト
フロントでチェックアウトです。
大沢温泉、山水閣、いかがでしたか?
高級感があり、新しい旅館である山水閣と、歴史ある湯治屋の施設・お風呂の両方が利用できてとても満足度の高い宿泊でした。
これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。
岩手県 大沢温泉 山水閣 まとめ
- 200年以上の歴史をもつ大沢温泉・旅館部の山水閣に宿泊しました
- 山水閣の宿泊者は大沢温泉の湯治部のお風呂も利用できてお得です^^
- 今回は夕食をお部屋で、朝食をバイキングでいただけてとても満足度高かったです
高級感があり新しい山水閣と、歴史ある湯治屋の施設・お風呂が両方利用できてとても満足度の高い宿泊でした
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
200年以上の歴史を守る湯治宿の旅館部門に宿泊!【岩手県 大沢温泉♨️山水閣】
本記事が、大沢温泉 山水閣の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。