旅行関連

【詳細解説ブログ】栃木県 那須大丸温泉♨️別邸回 全9室露天風呂付!極上プライベート宿

栃木県、那須大丸温泉 那須別邸 回へ泊まってきました。

大丸(おおまる)温泉は、那須連山の主峰「茶臼岳」東側中腹の標高1,300mに湧く肌に優しい無色透明の温泉です。

那須別邸回は、那須御用邸にほど近い、自然豊かな日光国立公園那須高原に佇む宿で、2000坪の敷地に全9室、オールスイート仕様の温泉付きという贅沢宿です。

今回は那須別邸回の離れ露天風呂付き客室に宿泊してきました。

この記事では、那須別邸 回がどんな宿なのか、離れのお部屋と露天風呂、山水閣の貸切風呂、そして宿自慢の豪華なお部屋での夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

栃木県 那須大丸温泉 那須別邸 回 離れ露天風呂付き客室に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、客室露天風呂、山水閣の貸切風呂、豪華夕食と朝食までブログでご紹介します

栃木県 那須大丸温泉 那須別邸 回 基本情報

大丸温泉とは

那須温泉郷は、約1390年前に発見されたと言われ、多数の厳選があることから那須七湯としてすでに江戸時代には知られていました。その後さらに複数の源泉が発見され、現在は那須十一湯と呼ばれています。

大丸温泉は、那須連山の主峰「茶臼岳」東側中腹の標高1,300mに湧く無色透明の湯で、大正時代に開かれた「新那須温泉」と呼ばれるエリアにあります。

那須別邸 回 基本情報

公式ホームページ

那須別邸 回の公式ホームページはこちらです。

コンセプトは「貴方が三番目に帰る場所でありたい」。「回」という名前には、再び巡り会い、新たに生まれていく全ての物事への想いが込められているそうです。

建物は、もともと昭和47年竣工の銀行の保養所をリニューアルしたもので、創業は2007年。

近くには那須高原の宿「山水閣」があり、那須別邸 回に宿泊すれば、山水閣の大浴場や貸切風呂なども利用できます。

なお、山水閣は昭和26年創業の歴史あるお宿で、部屋数は13室となっています。

  • 客室数:全9室
  • 駐車場:完備
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:11:00
たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
チェックアウトが11:00なので朝食後も少しゆっくりできるのはうれしいですよね^^

那須別邸 回 場所

住所:〒325-0301 栃木県 那須郡那須町湯本206
TEL :0287-76-3180

【ホテルへのアクセス】

自家用車:東北自動車道 那須ICから約20分

JR:東北新幹線 那須塩原駅より無料シャトルバスあり(※要事前予約)またはタクシーで約40分

那須別邸 回 客室

客室数は全9室、離れ1室を含む全てのお部屋が客室温泉付きのスイートルーム仕様です。それぞれの部屋ごとに間取りもインテリアも異なり、いずれもゆったりとした造り。

ベッドルームのあるお部屋には宮内庁御用達の日本産のベッドが置かれています。

今回宿泊したのは最も高級な一部屋のみの「離れ」。主室+寝室+ダイニングルーム+客室露天風呂付きのお部屋です。約128㎡のとても贅沢なお部屋となっています。

別邸回は2022年に大規模な改装工事を予定しています。全体の大きさなどに変更はないようですが、お部屋の内装については今回ご紹介しているものから変更される可能性がありますのでご了承ください。

那須別邸 回 温泉について

那須別邸回の各部屋に引かれている温泉は、那須御用邸と同じ「大丸源泉」で、那須七湯にも数えられる名泉です。化粧水などに含まれるメタケイ酸が豊富で、美肌効果があるとされています。

客室にはそれぞれ形や材質(檜、大谷石)などが異なるタイプの浴槽がついていて、24時間好きな時間に湯浴みが可能です。

源泉名 大丸(おおまる)温泉
泉 質 単純温泉(低張性中性高温泉)
泉 温 60.8度
性 状 ほとんど無色透明、収れん味を有す、硫化水素臭を有す

「別邸 回」の全ての客室専用風呂に注がれる那須御用邸と同泉質の温泉のぬくもりは、美肌や疲労回復などの効能とともに体だけでなく心まで優しく解きほぐしてくれます。
(那須別邸 回 ホームページより)

お湯はすべて源泉100%かけ流しとなっています。

なお、那須別邸 回の宿泊者は、山水閣の大浴場や貸切風呂なども利用できます。

今回の宿泊プランの紹介

電話で予約

部屋数の少ない温泉宿にありがちですが、リピーターの方が多く、なかなか予約がとれません(特に離れ)。そこで今回は6か月前の予約開始当日に電話で予約しました。

今回のプランは一泊二食付き

宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で145,530円(大人53,900円、子供37,730円(休前日)でした。

別邸回の予約は、現時点では宿直接または一休のみで可能となっています。楽天トラベルやじゃらんでは予約できませんのでご注意ください。

栃木県 大丸温泉 那須別邸回 温泉露天風呂付き離れに宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

大丸温泉 那須別邸回の概要と館内


まずは那須別邸回の概要をご紹介します。

那須別邸回は全9室、2階建ての棟(本棟)に8室と離れ1室、すべて温泉付きのお部屋となります。

建物は、もともと昭和47年竣工の銀行の保養所をリニューアルしたもので、温泉宿としての創業は2007年。

コンセプトは「貴方が三番目に帰る場所でありたい」。「回」という名前には、再び巡り会い、新たに生まれていく全ての物事への想いが込められているそうです。


こちらが今回宿泊した離れのお部屋です。離れですので、一軒家のようになっています。


本棟へ入ってみます。本棟にある共用施設はラウンジのみとなっており、宿泊者は自由に利用できます。


こちらが別邸回本棟のエントランスです。新しく上品な空間になっています。

大きな花瓶には、時期としてはまだ早いはずですが、桜の花が生けられていました。


こちらが本棟のラウンジです。全9室ですので、十分な広さです。チェックイン前にはこちらでドリンクをいただくことが出来ます。

ソファやテーブルも様々な形でおしゃれです。


ラウンジの前には広いウッドデッキがありました。


ラウンジでは時間限定でドリンクをいただくことが出来ます。このときはスパークリングワイン、ゆず酒とソフトドリンクが提供されていました。

那須別邸回 離れお部屋レビュー

お部屋でチェックイン


チェックインはお部屋のテーブルで、黒豆と抹茶のパウンドケーキ、メグスリの木のお茶(木の皮と葉を使っているため独特の苦味がありました)をいただきながら^^

那須別邸回 離れ お部屋レビュー


お部屋の鍵です。キーホルダーは革製で「HANARE」と刻印されています。


こちらが玄関です。生花が飾られていてとても高級な雰囲気となっています。


エントランス右の扉を開けると、ダイニングルームがあります。大きなテーブルがあり、やや薄暗い照明と暖炉がいい雰囲気となっています。


オットマン付きのチェアがあり、ゆったりと外の景色を見ることが出来ます。

この暖炉はペレットで燃やすタイプとなっています。


奥にはミニバーがあり、こちらにはグラス・カップとお茶のセット。


こちらにはコーヒーメーカーがありました。左のミネラルウォーターは無料です。


冷蔵庫内の飲み物はビール、ソフトドリンクなどありましたが、無料でした(写真のスパークリングワインは個人のものです^^;)。これは嬉しいですね^^


こちらはお部屋の前の廊下です。とても広いスペースになっています。


お部屋に入って奥を見渡します。和室8帖の二間となっていて、純和風の作りであることがわかります。


奥のベランダの手前側は和室側まで回り込むような廊下になっていて、下は竹になっています。


こちらがベランダとなります。かなり広いウッドデッキになっています。中央部には木が2本貫いていますが、国立公園内ということで樹木を保存しているのかもしれませんね。


別の角度です。チェアとテーブルが用意されていました。チェックイン日は小雨で霧がかかっていましたので、遠くまでは見えません。


翌朝は晴れたので、よく見えますが、果てしなく林の景色でした。さすが国立公園といった感じです。

下には小川が流れているのが見えて、せせらぎの音が聞こえます。


和室の脇を通して廊下がありました。こちらにもテーブルとチェアがあり、障子を開けると外の景色が見えます(冬でしたので木を通して駐車場が見えました😂)。


まずはこちらのお部屋です。こちらにはテーブルはありませんので少しガランとしています。


畳はとても新しいものになっていて、2つのお部屋に床暖房が入っており、快適でした。


テレビは40インチ程度で、下にはDVDのデッキがありました(DVDの貸出もしているようです)。


クローゼットにはフリースのような上着がかけられていました。寒い時期は重宝しますね^^


引き出しの上の段には浴衣と陣羽織、足袋


下の段にはブランケットが入っていました。


もう一つのお部屋にはテーブルと座椅子がありました。こちらも8帖となっています。


床の間は和を感じさせますよね^^


なにやら立派な台の上には「御豆」ということで豆のお菓子がありました。


少し那須別邸回の説明をします。離れではない棟は2階建てになっており、全8部屋となっています。いずれも温泉付きのお部屋となっています。

離れも含めて2022年にはリニューアル工事が予定されていて、5月くらいから予約をストップしているそうです。ですので、現在紹介しているお部屋とは見た目が異なるお部屋になるかもしれません(リニューアル工事は主に内装の工事で、お部屋全体の大きさなどは変更されないようです)。


別邸回の宿泊者は、本館に当たる山水閣の大浴場、貸切風呂、サロンを利用することが出来ます。

大浴場は男女入れ替えになっており、それぞれ趣が異なります。こちらは後ほどご紹介します。

貸切風呂は「五葉」(1回50分、3,000円)と「洞(うろ)」(1回45分、2,000円)の2つ。五葉についてはお借りしましたので、こちらも後ほどご紹介します。


お部屋でwifiが使えます。通信速度も38Mbpsとまずまずです。


こちらはトイレです。ウォッシュレット付きの一般的なトイレでした。


洗面からバスルームです。奥には露天風呂が見えていますね^^


洗面には銅製のシンクが2つ、見た目がおしゃれですね♪


シャンプー類はundefined(植物エキス配合の日本製シャンプー)でした。


アメニティはクレンジングなど女性用の化粧品のボトルや、歯ブラシ、クシ、ひげそり、コットンセットなど必要十分に揃っています。


棚にはバスタオルがたくさん用意されていました。下の段にはガウンもあります。

また大浴場に持っていける湯かごもありました。


露天風呂の手前には内風呂の檜風呂があります。こちらは温泉ではなく、沸かし湯です。


那須別邸回 離れの客室露天風呂です。八角形の形で、下は石でできていて、上は木で縁取られています。

周囲も奥は石畳のようになっており、手前は木造りとなっています。


屋根がかかっていますが、右側はウッドデッキとつながっており、開放的になっています。


お風呂に入るとこのような風景となります。

泉質はほぼ中性(pH7.3)の単純泉で、加水・濾過なしの源泉100%かけ流しとなっていて、湯温は42℃に調整されています。メタケイ酸が多く含有されていて、美肌効果があるそうですよ♪

山水閣大浴場のご紹介


別邸回の宿泊者は本館に当たる山水閣の大浴場や貸切風呂が利用可能です。山水閣の正面と反対側に、回からの通路があります。

以下大浴場を含む撮影および配信については事前に許可を頂いています。

大浴場(チェックイン当日男湯)

まずはチェックイン当日に男湯だった方の大浴場です。


こちらが脱衣所です。山水閣と合わせても22部屋しかありませんので、比較的狭めになっています。

奥には洗面が見えます。


温泉の成分表です。


湯舟は2つあり、どちらも比較的小さめ、上に木が縁取られた湯舟です。窓はありますが、外の景色は殆ど見えません。

時間が少し遅めだったのもありますが、照明も薄暗く、とてもいい雰囲気になっています。


こちらは手前にある比較的大きめの湯舟です。


こちらはもうひとつの湯舟です。


洗い場が3つありました。

大浴場(チェックイン当日女湯)


もうひとつの大浴場です。


着替えスペースはほぼ同様の広さです。洗面はこちらのほうが1つずつブースに分かれて3つありました。


アメニティはこちらのほうが揃っていますね。


こちらがもう一つの大浴場です。石の広い湯舟が1つだけとなっていて、もう一つの大浴場とはレイアウトがだいぶ異なります。

外の景色や、照明の感じなどはほぼ同様で、いい雰囲気になっていますよね^^


洗い場も4つ用意されていました。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
大浴場とはいっても、山水閣、別邸回をあわせても部屋数が少ないので、時間を選べばほぼプライベートな感じで入ることが出来ましたよ^^

山水閣 サロン

大浴場の前にあるサロンも別邸回の宿泊者は利用可能です。


かなり広く開放的なサロンになっていて、ソファや暖炉などゆったりと寛げます。


ジュースやコーヒーがフリードリンクになっていました。生ビールを注文することも出来ます。

山水閣 売店

山水閣に売店がありました(回にはありません)。お土産などはこちらで購入可能です。


小さい売店でしたが、地元栃木の工芸品や、チェックインの際に出していただいた抹茶のケーキ、メグスリの木のお茶などがありました。

山水閣 貸切風呂「五葉」


今回お借りした貸切風呂「五葉」です。50分で税込3,300円となっています。事前予約可能ですので、希望の場合は予約をオススメします。


予約の時間にフロントに行って、鍵を貸してもらいます。


着替えの籠は少なかったのですが、お風呂の前は畳敷きの広いお休み処のようになっていて、とても豪華な雰囲気になっていました。


ミネラルウォーターが氷に乗って用意されていました。嬉しい気遣いですね^^


洗面もありました。タイル張りでおしゃれになっています。


下にはアメニティもありましたよ。


こちらが貸切風呂「五葉」です。全体が石造りになっており、新しくとても高級感があります。

湯舟もとても広く、大人4-5人くらい入れそうです。


洗い場も一つ用意されていました。


湯舟に入るとこんな感じです。お湯は他のお風呂と同様の弱アルカリ性単純泉となっています。

お楽しみの夕食


さて、お楽しみの夕食です。お部屋のダイニングに仲居さんが用意してくれていました。


先付け、前菜、お造りが用意されていました。プレート、食器ともとても上品です^^。ちなみに上に見えるのはわさびです。


ご献立です。メインは那須黒毛和牛と三元豚の豆乳しゃぶしゃぶですが、ほかの食事もとても豪華ですので是非御覧ください。


ワインリストは他のドリンクとは別に用意されていました。


今回はこちらの農民ドライを飲むことにしました。


こちらが農民ドライです。辛口のスッキリした味わいのワインでしたよ^^。


【先付け】豆乳豆腐 ぷるっぷるの豆乳豆腐の上に湯葉がのっています。


【前菜】右からアスパラ、春香独活(はるかうど)、春ゴボウ、こごみ、新筍


アスパラには上の胡麻マヨネーズ、こごみと新筍は右の梅鰹、春ゴボウとウドには左のフキ味噌をつけていただきます。


【前菜】焼き椎茸とセロリの酢の物


【前菜】八潮マスの手毬寿司、ニシンの山椒漬け、フキのお浸し


【造り】旬の鮮魚盛り合わせ タイ、シマアジ、ハタ


なんとこちらのわさびを自分で擦っていただきます。


【煮物】春野菜の煮浸し


【焼き物】鮎の塩焼き よもぎ麩の田楽


【強肴】新タマネギのロースト、地鶏の治部煮(じぶに) わさびをつけていただきます♪


【お凌ぎ】季節の野菜の木の芽ジュレがけ

【鍋料理】豆乳しゃぶしゃぶ 那須三元豚と那須黒毛和牛の豪華コンボです^^


しゃぶしゃぶ・・

柔らかくて最高でした~♪


【食事】たけのこ飯、留椀(赤だし)


【香の物】きゅうりとカブの漬物


【甘味】特製ゆずプリン、フルーツ

夜食をいただきました


そして夕食の後にはこんな豪華な夜食!

美味しかったので3人でぺろりと頂いちゃいました♪

夜の別邸回


夜の回はライトアップされていました。雨だったので少々暗い感じになっています。


食事の後、お部屋には布団を敷いてくださっていました。

お部屋で朝食


朝食もお部屋のダイニングで用意していただきました。


こちらが朝食膳、とても豪華です。


特にこちらのカゴ!右から納豆、蕗の佃煮、シラス、ピリ辛の味噌、サバの一夜干し


ドレッシングは左がニンニク入り香味野菜のドレッシング、右が玉ねぎのドレッシング。


湯葉の煮物。


卵料理はだし巻き玉子と温泉玉子から選ぶことが出来ます。


牛乳は千本松牧場という牧場の牛乳とのことです。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
食事は夕食も朝食も本当に素晴らしかったです。見た目にもこだわって、魚や肉がカゴや竹に入っているのも良かったですね。夜食のおにぎりも美味しかったですよ^^

チェックアウト


チェックアウトはお部屋で行いました。


最後まで一人の仲居さんに応対いただき、とてもプライベート感の高い宿泊ができました^^

栃木県 那須大丸温泉 別邸回 まとめ

那須別邸回 まとめ
  • わずか9室の贅沢宿、那須別邸回の離れに宿泊しました
  • お部屋の露天風呂は素晴らしいものでした。山水閣の大浴場、貸切風呂もとても良かったです
  • お部屋での夕食、夜食、朝食も素晴らしいものでした
  • チェックインからアウトまで一人の仲居さんが担当してくださって、プライベート感も抜群でした

わずか9室の宿のさらに離れだけに、お部屋、お風呂、食事、そしてプライベート感と、とても満足感の高い宿泊ができました。山水閣の施設を利用できたのもとても良かったです。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、那須大丸温泉 別邸回の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

コメントを残す

Translate »
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。