山形旅行記

【詳細解説ブログ】山形県 小野川温泉♨️亀屋万年閣 わずか4部屋のみの極上プライベート宿で小野小町伝説の美人の湯を楽しむ

この記事では、山形県 小野川温泉 亀屋万年閣について、お風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。

小野川温泉の開湯は約1200年前、絶世の美女と伝えられる平安時代の女流歌人“小野小町”が旅する途中、温泉で病を癒したという伝説があります。

亀屋万年閣は、創業120年以上、わずか4部屋のみの極上プライベート温泉旅館です。

今回は、2025年リニューアル、温泉半露天風呂付きの和洋室【別邸 さくら】に宿泊しました。

この記事では、亀屋万年閣がどんな宿なのか、今回宿泊したお部屋、大浴場、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

山形県 小野川温泉 亀屋万年閣に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

亀屋万年閣 基本情報

小野川温泉とは

古くからの歴史があり、米沢の奥座敷とも称される小野川温泉の開湯は、約1200年前の834年、絶世の美女と伝えられる平安時代の女流歌人“小野小町”の伝説にはじまります。なれぬ旅路に疲れ果てた小町は、偶然発見した小野川温泉に浸かったところ病が癒え、元通りの絶世の麗人になったと言われています。それ以来、小野川の湯は「美人の湯」と云われています。

戦国時代には“伊達政宗”が、落馬で負ったケガを湯治したという記録や、江戸時代には、米沢藩主 上杉鷹山が小野川温泉の温泉水で塩を製造させていたという記録も残されています。

現在の温泉街は、現在も13件の旅館と2件の共同浴場が軒を連ね、古き良き温泉街の風情をいまだに残しており、2013年には、米沢市景観重点地区に指定されています。

小野川温泉 亀屋万年閣 基本情報

亀屋万年閣 基本情報

亀屋万年閣の公式ホームページはこちら。公式インスタグラムはこちら。

小野小町伝説が伝わる美人の湯、小野川温泉、温泉街の中心部、大正レトロな外観を保つ温泉旅館が軒を連ねる一角に、亀屋万年閣はあります。

亀屋万年閣は創業から120年以上、現在のご主人は4代目。

創業当時の風情を残す唐破風の屋根を含めた大正レトロな外観は、周囲の旅館とともに、小野川温泉でも一際目立ちます。

館内は2011年にフルリニューアルされて3部屋のみの現代風客室となり、さらに2025年2月、温泉半露天風呂付きの客室「別邸 さくら」を新設。現在の亀屋万年閣は全4室。プライベート感十分な宿泊ができます。


亀屋万年閣には看板猫が三匹、お客さんをお迎えしてくれます。

食事は夕食・朝食共に食事会場です(さくらでは、お部屋の隣の個室)。米沢牛を含めた山形の旬のお料理をいただけます。

お風呂は大浴場・露天風呂が男女別です。

  • 客室数:全4室
  • 駐車場:無料(6台)
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00

亀屋万年閣 場所

住所:〒992-0076山形県米沢市小野川町2481
TEL :0238-32-2011

【宿へのアクセス】

自家用車:東北中央自動車道 米沢中央ICより約20分

JR:【山形新幹線】「米沢駅」から路線バスまたはタクシーで25分

亀屋万年閣 客室

お部屋は全4室、それぞれレイアウトの異なる特徴的な客室になっています。

  • 本館 竹の間 8畳二間+ベッドルームの広々客室
  • 本館 椿の間 8畳二間
  • 中館 ゆり リビング+ベッドルーム
  • 別邸 桜 半露天風呂付き リビング+ベッドルーム

※全室冷暖房・トイレ付き

今回宿泊したのは2025年に新設された「別邸さくら」です。

亀屋万年閣 温泉

小野川温泉は無色透明ながら、硫黄の香りがする温泉らしい温泉。メタケイ酸も豊富で、古くから美人の湯として知られています。

お風呂は男女別の大浴場・露天風呂があります。

小野川温泉

  • 含硫黄−ナトリウムカルシウム−塩化物泉
  • pH6.9
  • 泉温4号源泉 80℃/5号源泉 36℃

亀屋万年閣では日帰り入浴はできません

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

公式サイトで予約

今回は公式サイトで予約しました。

[プラン]:【スタンダードプラン】掛け流し温泉と旬を味わう亀屋のスタンダード♪
[お部屋]: NEW OPEN【別邸 さくら】源泉掛け流し☆半露天風呂付き客室

宿泊費は1泊2日、2食付き、大人2人で83,600 円(大人41,800円x2)でした。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
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山形県 小野川温泉 亀屋万年閣に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

ホテルの概要

山形県の米沢市に程近く、米沢の奥座敷とも称された小野川温泉の開湯は、約1200年前の西暦834年、絶世の美女と伝えられる平安時代の女流歌人“小野小町”の伝説にはじまります。


なれぬ旅路に疲れ果てた小町は、偶然発見した小野川温泉に浸かったところ病が癒え、元通りの絶世の麗人になったと言われています。それ以来、小野川の湯は「美人の湯」と云われています。


戦国時代には、伊達政宗が、落馬で負ったケガを湯治したという記録や、


江戸時代には、「為せば成る、為さねば成らぬ・・・」で有名な米沢藩主 上杉鷹山が小野川の温泉水で塩を製造していたという記録も残されています。


(上杉鷹山 塩田跡は池になっていました)

現在も13件の旅館と2件の共同浴場が軒を連ねる小野川温泉は、2013年、米沢市景観重点地区に指定されています。

また、自然豊かな小野川温泉では、夏になると毎年ほたる祭りが開催されています。

今回は、小野川温泉、亀屋万年閣をご紹介します。

この記事では、亀屋万年閣の歴史と概要、2025年にリニューアルされたお部屋、大浴場、そして米沢牛を含む豪華な食事の様子を含め、亀屋万年閣の魅力をご紹介します。

見どころたっぷりの記事になっていますので、最後までご覧ください。

小野小町が発見したとされる源泉を使う共同浴場「尼湯」。

商店街や足湯など古き良き温泉街の風情を残す小野川温泉の少し奥、まるで、タイムトリップしたかのような景色に溶け込むように、亀屋万年閣はあります。

亀屋万年閣の創業は明治13年(1880年)、当初は「亀屋旅館」として開業されました。

昭和42年(1967年) 亀屋旅館3代目が、屋号を「亀屋万年閣」に改称するとともに、本館と別館あわせて全16室、現代風の外観に大きく改築。

その後、平成23年(2011年)、本館の外観をフルリニューアル。創業時の本館を偲ばせる漆喰の壁と唐破風の庇(ひさし)に改修。同年、米沢市景観賞「残したい建物部門」を受賞しました。一方で、9部屋あった本館の客室は、3部屋の現代風客室に改装しました。

さらに2025年2月、3階建ての別館を平屋に改装し、温泉半露天風呂付きの客室「別邸 さくら」を新設。

現在の亀屋万年閣は全4室、非常にプライベート感の高い温泉旅館となっています。

高速道米沢中央ICより約20分。

JR米沢駅から路線バスで約20分とアクセスも良好です(宿までの送迎はありません)。

大正ロマン風のレトロな外観が素敵なエントランスから、館内に入ってみましょう。

館内紹介


フロント周辺は昔の帳場の雰囲気♪


お食事処としても利用されるロビー


吹き抜けの開放感、2階まで統一感のあるレトロな雰囲気が素晴らしい👍


こちらはフロント


フロント脇には小さなショップ。

猫ちゃんグッズも売っています♪

猫ちゃんの絵画とともに・・

なんと本物の猫ちゃんがお出迎え^^ これは癒されますよ〜

チェックイン

ロビーで座ってチェックインです。

食事の時間、お風呂の説明などをしてもらいました。

宿泊料金はお部屋の説明のところで解説します。

プランについては、スタンダードプランでも米沢牛のすき焼きをいただけますが、さらに米沢牛を満喫したい方には米沢牛のすき焼きまたはしゃぶしゃぶプランもありますよ^^

別邸桜 お部屋レビュー

今回宿泊したお部屋をご紹介する前に、亀屋万年閣の客室について解説します。

お部屋は全部でわずか4室、とてもプライベート感が高く、食事の時以外は他のお客さんにはほぼ会うことはありませんでしたよ。

客室はフロント奥の階段を上ったところに2部屋、1階に2部屋あります。エレベータはありません。

どのお部屋も広さは十分で個性的な素敵なお部屋ばかりですので、選ぶのは迷ってしまいますよね〜

では、別邸桜 詳しく見ていきます。


2025年2月 3階建ての別館を平屋に改築したお部屋です(撮影時2025年7月)。


入り口からピカピカで、新築の匂いがしていますが・・

温泉付きのお部屋ですので、硫黄の匂いも混じっていい匂い♪


トイレも最新のウォッシュレット付き👍


上にはお茶碗と・・


お茶とコーヒー(地元、鷹山堂コーヒー)のバッグ


お茶菓子(つや姫カマンベールワッフルクッキー、甘納豆)


冷蔵庫内には地ビールなどが入っていますが、ミネラルウォーターのみ無料です。


洗面も新しくてとて綺麗です。


アメニティには女性用の化粧品もありました。他に歯ブラシ、クシ、髭剃り、コットンセットなど。


ドライヤー(サロニア)


別邸桜 半露天風呂です。まず入ると硫黄のいい香りがします♪

そしてお風呂はやはりとても新しい。石のお風呂は高級感も十分。

お湯は無色透明、ほんのりと硫黄の匂い。中性に近い入りやすいお湯です。

半露天ですので寒い時期でも大丈夫ですね


窓を開けるとこの開放感です^^


洗い場が用意されています。シャンプーは花王のラ・ビューティです。


客室です。ベッドスペース、中央には8畳の畳、窓側には広縁があります。


外の景色は見えないようになっています。


縁側と小さい庭があります。


お風呂のデッキにも繋がっていますね。


広縁には座り心地良さそうなチェアとオットマン


テレビ台も一枚板で高級感ありますね♪


畳のスペースにはテーブルと、こちらも座り心地良さそうなソファ


ベッドはシモンズ製のセミダブルベッドがツインで。壁のクロスもおしゃれ♪


クローゼットです。


フェイスタオルは名入りの素敵なデザイン♪

浴衣、足袋、バスタオルもあります。


下には湯かごもありました。これを持って温泉街をぶらぶらするのもいいですね(^^♪

浴衣には小野小町が描かれています。この絵柄は大女将のデザインとのことです。


別邸桜には専用の食事スペースが隣に設けられています。

夕食はこちらでいただきます(朝食はロビーです)。


お部屋でWiFiが利用できます。通信速度は180Mbpsでした。携帯の電波も問題なく繋がります。

大浴場のご紹介

お風呂について解説


温泉の泉質ですけども、pH6.9の含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉

泉温は77度です。


加水・加温・循環濾過消毒なしの源泉100%掛け流しです。

なお、亀屋万年閣では日帰り入浴はできません。

大浴場 男湯


まずは男湯からご紹介します。


部屋数が4つですので十分な広さですね。


洗面とドライヤー


男湯 大浴場

まずは扉を開けると、硫黄の匂いがするんですよね。強すぎない硫黄臭と、中性に近い入りやすい透明なお湯はとても上品で、まさに美肌の湯というにふさわしいお湯でしたよ。

もともと多めの人数に対応しているお風呂は十分に広くて、4部屋であればほとんど貸切風呂のように利用できます。


手すりがあり、バリアフリーも配慮されています👍


洗い場も十分ですね。


シャンプーはお部屋と同様、ラ・ビューティ(花王)です。


こちらの湯口から源泉が100%で掛け流しされています。


露天風呂は岩の装飾で雰囲気あるお風呂♪


こちらも源泉100%掛け流しです。

大浴場 女湯


続いて女湯です。


脱衣スペースはほぼ同様ですね。


女湯 大浴場

男湯と少し色使いが違っていて、おしゃれな感じになっていますね^^


洗い場は同様です。


露天風呂についても男湯とほぼ同様になっています(お湯の推移は8割程度になっています)。

個室食事処「けやき」で夕食


お部屋の隣にあるダイニングで夕食です。


カウンターにはお茶やお水と、CDのデッキがあり、音楽が流れています♪


前菜や小鉢などが用意されています。

前菜は日替わりで変わるため、食事のメニューは用意されていませんが、それぞれのお料理について一つ一つ丁寧に説明をしてもらいました。


【前菜】地元産稚鮎の塩焼き、長芋とチーズのキッシュ、じゅんさい、鴨肉とオリーブ 畑のルッコラ、山形ポークと自家菜園ハーブのテリーヌ、にしんの山椒漬け

左には【小鉢】冷や汁 わらび、あかみず(山菜)
(干し椎茸と貝柱のお出汁で旬の食材をいただく米沢の郷土料理)


米沢鯉のうま煮


米沢鯉のあらい
最上川上流の雪国ならではの清く豊富な水で3年間飼育された米沢鯉は、肉が良く締まり、泥臭さのまったくない良質の鯉で人気があります。


食前酒はメニューにもある東光吟醸梅酒


ドリンクメニューです。

ビール、焼酎、梅酒、日本酒と一通り揃っています。


ワイナリーが豊富な山形のワインです。


小野川温泉の地ビールです。


まずはスパークリングワインで

私の2杯目は小野川温泉地ビール、大黒天ビール。妻は神泡で


カルパッチョ 真鯛、山形サクラマス(啓翁桜スモーク)


メイン料理 米沢牛のすき焼き鍋
卵は「平飼い卵」お米を食べて外で育った鶏の卵です。


【お食事】ご飯は山形県産つや姫、お漬物(丸茄子漬け、きゅうり)、お吸い物(エビ真丈湯葉巻き、胡麻麩)

【デザート】山形ラフランスのシャーベット、庄内メロン

夜の景色


食事の後はホタルまつりへ行ってきましたよ♪


今年はホタルが少なめとのことでした。


出店も出ていましたよ。


なんと足湯もありました。

数匹でしたが、ホタルもしっかりと見ることができました^^


夜も素敵な亀屋万年閣です♪

ロビーで朝食


朝食はロビーでいただきます。


ご飯は夕食と同様につや姫


とても豪華な朝食です♪

チェックアウト

フロントでチェックアウトです。

山形県 小野川温泉 亀屋万年閣 いかがでしたか?

まさに美肌の湯、小野川温泉の素晴らしい硫黄泉を満喫できる、プライベート感抜群の宿泊でした。

これからも、いろいろなお宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

山形県 小野川温泉 亀屋万年閣 まとめ

亀屋万年閣 まとめ
  • 小野川温泉の老舗宿、亀屋万年閣に宿泊しました。
  • 客室はわずは4室で、とてもプライベート感の高い宿です
  • 半露天風呂付きのお部屋は2025年リニューアルで新しく、とても素敵なお部屋でした
  • 朝夕の食事も米沢牛をはじめ地元の食材豊富で大満足でした。

小野川温泉の素晴らしい硫黄泉を満喫できる、プライベート感抜群の宿泊でした。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、小野川温泉 亀屋万年閣の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

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